徳川町 如水 @名古屋市東区 〜「香そば 塩」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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徳川町 如水 
名古屋市東区(森下)

 
【メニュー】香そば 塩
【価格】750円

[訪問時期] 2020年9月中旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 鶏豚+魚介/清湯 +ニンニクオイル
[味] 塩
[麺] 極細麺(130g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、葱
[卓上] なし 



時間的にもう一軒行けるかなと徳川町の「如水」さんへ。
RDB的にスコアは伸び悩んでいるが、食○ログでは現在愛知県4位と以前から根強い人気店で、名古屋市内にラーメン店5軒を構える如水の本店だ。
因みに此方もミシュランプレート獲得店。



12時半過ぎ着、店内に15名が待機中で焦ったが、回転がすこぶる良さげので、腹を決めて事前注文した。
5名のスタッフがフル回転しながら、来退店客へのかけ声が飛び交う活気ある店内。
天空落としの中村さんも69の嶋崎さんも真っ青?な、店主さんの豪快な湯切りに見入る。
20分ほどで着席できたのは嬉しかった。



当店は塩オシなのでデフォ塩を注文予定だったが、メニューに見つけた「塩ラーメンに、にんにくの香油」との表題を頼んでみた。



■ スープ
ベースは鶏、豚の動物系に節系主体の魚介を複雑に絡ませた清湯らしく、やや濁った色合い通り出汁感は濃厚。
そこに合わされた、香ばしい揚げニンニク混じりのニンニク香味油が、全く異なる世界を醸し出している。
円やかでまったりこっさり、中々引きが強く、無化調とは思えない厚みとコク。
ニンニク風味のバランス感が秀逸で、スープの旨味を損なうことなく伝えてくれるのが素晴らしい。
上質なスープを,敢えて少しお下品に変身させたような飲み口は、他店で出会ったことがない。



■ 麺
博多風の極細低加水麺には意表を突かれた。
茹で加減もカタメとバリカタの中間ほどで、ムギュパツ食感と粉風味は正にそれっぽい。
どうやら当店のデフォ麺として、清湯から辛い系にまで使われているようだ。
まったりスープの絡みは抜群な一方、果たして相性はどうなんだろうと思ったりしたが、これもまあ個性といえば個性。



■ トッピング
チャーシュー2枚、メンマ、葱。
チャーシューは箸先で崩れそうなトロットロの煮豚で、旨味をたっぷり残し、脂身のくどさも感じない。
バラ肉とロース系だろうか、微妙な食感の違いがあった。



オーソドックスタイプのコリコリメンマも、丁寧に作られていて美味しい。


■ 感想など
完食後も中々レンゲが手放せず、チビチビと結局完飲。
当初は、初訪問でいきなりこのメニューを食べるのは邪道かなとも思ったのだが、他店ではまず味わえないタイプなので、結果正解だった。
輪唱のようなスタッフ全員の声を受け止めながら、気持ちよく退店。
おかげで午後の用件に余裕で間に合った。

ご馳走様でした。