Handicraft Works @八潮市 〜「特製地鶏つけそば(塩)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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Handicraft Works
八潮市(八潮)

 
【メニュー】特製地鶏つけそば(塩)
【価格】1600円(特製300円含む)

[訪問時期] 2020年9月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(230g位)
[トッピング] (汁)葱、(別)ローストポーク、ローストビーフ、豚炙り焼き、味玉
[その他] 塩、ワサビ、スダチ



先月下旬、「レギュラーメニューでつけ麺はじめました。醤油、塩あります。」と超シンプルな告知を発見。
まさかこんなプレミアムなメニューとは露知らず、半月余り経ってから予約訪問。


到着して受付を済ませ券売機に向かうと、「地鶏つけそば(醤油・塩)」のボタンを発見し、ここで初めてメニューが朧気に判明。
しかもデフォ1300円、特製1600円の値段に、もしやプレミアムなヤツでは?とテンションが上がる。



ニューノーマルで広々と仕切られた席に案内され、15分ほど待つと、湯河原か松戸かと見紛うような白木のお盆に、凄いセットが載せられて登場。
もう興奮を抑えきれない。




■ 特製地鶏つけそば(塩)
自家製、全粒粉入りの中細ストレート。
加水を若干抑え、しなやかな中にもザクッと軽快な歯応えとコシを感じさせる。
少量の昆布水に浸るのみならず、細切りガゴメ昆布を絡ませて麺線を整えているのが斬新。




まず昆布の絡んだ麺だけを味わい、更に別添の薬味でシンプルに楽しんでみたが、誇張ではなく暫くこれだけで十分だと思わされた。
それほど麺が旨い。





つけ汁をひと口啜った瞬間、ブオッと攻め寄せる鶏。
鶏油も多めで,僅かにトロる超濃密な地鶏出汁は、鼻腔が気圧されんばかりの鶏感。
ここ数年いろいろな鶏清湯を経験したが、並み居る名店に勝るとも劣らないトップレベルの鶏スープだわ。



何ら公表されていないし、鶴岡さんも忙しそうなので敢えて聞かなかったが、まあそれなりの銘柄地鶏を相当つぎ込んでいること間違いない。
キレと円みのバランス良い塩ダレが、ピタッとはまっている。
角切りのチャーシューが少量沈んでいた。




別皿には、ローストポーク、ローストビーフ、豚炙り焼きが各2枚、そして味玉。



当店の肉への拘りが詰まった逸品ぞろい。
クルッと丸められたポークとビーフは広げると結構大ぶりで、しっとりと旨味満載。
1枚はそのまま、もう1枚はつけ汁にサッと潜らせてトロンと馴染ませていただいた。
いわゆる叉焼も厚めにカットされて、旨味の凝縮がハンパない。



ラストはスープ割り。
スダチをキュッと搾って、珠玉の鶏清湯を堪能した。


■ 感想など
緊急事態宣言中には店内食を止め、テイクアウトオンリーにした当店。
現在でも店内食は予約オンリーで、ニューノーマルをかなり意識して営業している。
これほどの逸品を「つけ麺始めました」としか告知しないのも、その表れだと思われる。
「鶴おか」時代から、四季折々に提供されるプレミアムな限定麺が楽しみだったが、このメニューは間違いなくそのDNAを感じられるもの。
因みにウエブ予約については、「ハンディクラフトワークス」とググれば、すぐ「席を予約」と表示されるので超簡単、ストレスないのは助かる。

ご馳走様でした。