麺や 虎徹 @行方市 〜「薬涼 潮つけそば(大盛)+釜焼きチャーシュー」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺や 虎徹
行方市

 
【メニュー】薬涼 潮つけそば(大盛)+釜焼きチャーシュー
【価格】950円(大盛サービス)+220

[訪問時期] 2020年7月下旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 鶏+しじみ/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(大盛300g)
[具] (麺)釜焼きチャーシュー、生姜とろろ芋、ミョウガ、大葉、葱、スダチ、鶏チャーシュー(ご厚意)、(別皿)釜焼きチャーシュー追加分
[卓上アイテム]  醤油、酢、ラー油、ブラペ



始まりました、夏の風物詩。
たまたまの平日休み、やや早めに着いてラストの待ち椅子をゲット、開店時には12名待ち。


自動スプレー、窓開放、カウンター席間等、ウィズコロナ対策は万全。



今日は店主さんがご不在で、厨房はNさんが堂々取り仕切っている。
このメニューは毎年アレンジが加わり、別バージョンとしていただけるのが楽しみだ。
今年は初めて麺大盛をお願いしてみた。
ここまで来ると連食目当てでつい普通盛にしてしまうのだが、楽しみ方が多彩過ぎて、毎年麺が足りなくなって後悔しているからだ。



10分ほどでご対麺。
従来との比較に絞って、簡単にご報告する。



■ 今回の注目ポイント
全粒粉を練りこんだ、つけそば専用の中細ストレート。
従来より若干濃い色合いで、そのまま食べてみれば鼻腔をフワッと刺激する香り高さに気付く。
麺を浸していた昆布水や煮干水は今年は割愛され、今まで以上に麺を主役に押し出した感じがする。
ここ数年、大盛は100円追加だったが今年は無料サービスに戻り、一方で「手もみ麺に変更可」との案内はなくなった。



今まで別皿盛りだったトッピングは、今年は麺上に飾られている。
今年の変わり種は生姜風味のとろろ芋で、山芋の粗切りを混ぜてシャリッとした食感を出している感じ。
こんなアレンジ初めて見たが、これが絶妙なアクセントだった。



個人的に世界一と思っている釜焼きチャーシュー、ミョウガ、大葉、葱の3点セットも健在。



今回はつけ汁2種類用意された。
一方は従来通りの、地鶏としじみが主張と調和を繰り広げるヤツ。
熱々の汁に薬味を浮かべ、ヒンヤリ締まった麺を浸ければ、キリッと強めの塩気をものともせず、分厚い出汁感が絡みついてくる。


新たに加わったのは冷製ゴマダレ
日本蕎麦を浸けて啜るようなイメージだが、味わい的にはクリーミーなゴマダレ冷し中華。


麺をそのまま味わったり、こんな両極のつけ汁を薬味と共に交互に楽しむうちに、予想通り300gの麺などすぐに終わってしまう。
やはり大盛にして大正解。





昆布水がなくなったので、スープ割りはスタッフがポットから魚介出汁を注いでくれる。
これがまた「地鶏中華そば(塩)」のスープに良く似ていて、思わず替え玉を発注しようかと思ったほどの絶品スープだった。


■ 感想など
今年のポイントをお浚いすると、①専用麺(大盛無料復活)、②ゴマダレつけ汁、③スープ割り、薬味では④生姜とろろ芋。
当然従来から消えた具材やサービスもある訳だが、満足感は揺るぎない。
提供開始2日目でもあり、私が店を出るころには、既に提供数が終了していた模様だった。
この夏、何とかもう一度お邪魔したい。

ご馳走様でした。