麺処 はなぶさ @川越市 〜「魚介鶏豚骨らーめん」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺処 はなぶさ

川越市(川越市)
 
【メニュー】魚介鶏豚骨らーめん
【価格】850円

[訪問時期] 2020年7月下旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、前金制
[スープ] 魚介+鶏豚/白湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺(150g)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、海苔、ナルト、水菜、葱
[卓上] テーブル席には見当たらず



「よしかわ」さんから川越市駅近くの「はなぶさ」さんへ。
駅から100mほどのロケーションなのだが、随分と落ち着いた一角で、最寄りのコイパも40分100円とお安め。



11時40分着、カウンターに先客2名で、奥の一人掛けテーブルに案内された。



店内外のPOPはとにかく「つけめん」推しで、店外の幟はつけめんオンリー、おすすめランキングの上位は全てつけめん等々、「らーめん」の肩身がかなり狭い。





普通なら即決でつけめんのところだが、メニューを見ていると、つけめんは「鶏豚骨魚介」、らーめんは「魚介鶏豚骨」と表記の順番が違うことに気が付いた。
らーめんは魚介強めかな?と勝手に判断すると興味が湧き、天邪鬼にも初訪で「らーめん」を注文することにした。
前払いしてから8分ほどでご対麺。



■ スープ
ややトロの濃厚そうなスープは、啜ってみると案外サラッと重たくない。
いや、節や煮干の旨味が前面に出て、鶏豚白湯が支えに回ったバランスがそう感じさせるのかな。
かと言って、動物系も濃密で安定感抜群。
醤油は切れ味の片鱗を見せながらも優しく円みを帯び、全体が落ち着いた感じ。
これは全然マタオマじゃなくて、マジ旨いですよ。
 

 
■ 麺
菅野製の多加水ツルモチの中細ストレート麺。
濃厚豚魚系には中太以上の麺との先入観があったので、この麺には意表を突かれた。
スープの絡み的には不足感無しな一方で、その分だけ風味が埋もれがちな気もする。
どちらがベターかは好みにもよるだろうが、個人的には英断の選択だと思う。



■ トッピング
チャーシュー、メンマ、海苔、ナルト、水菜、葱。
海苔がチャーシューを隠す盛り付けも珍しいが、除けると結構大ぶりな肩ロース煮豚が現れる。
トラディショナルな食感と味わい。



綺麗に並べられた平メンマは胡麻風味満載。
それも胡麻油じゃなくて、ペーストで和えられたような味わいは、ちょっと唐突感もあるが面白い。


■ 感想など
予想通り魚介が一歩前に出たバランスで、濃厚ながらサラッと飲めるスープ。
個人的には大変気に入って、飲みながら「燦燦斗」を連想していた。
麺やトッピングを含めた総合パフォーマンスでは、まだ伸びしろがありそうで、更なる期待が膨らむ。
次回、お店が推しまくる「つけめん」もいただきに上がろう。

ご馳走様でした。