麺家 紫極 @さいたま市大宮区 〜「ラーメン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

麺家 紫極
さいたま市大宮区(さいたま新都心)
ラーメンデータベースの店舗情報へ

 
【メニュー】ラーメン
【価格】700円

[訪問時期] 2020年7月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚+鶏/白湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち中太麺(160g)
[トッピング] チャーシュー、ホウレン草、海苔、葱。
[卓上] ブラぺ、おろしニンニク、豆板醤、おろし生姜、すり胡麻、酢



続いてさいたま新都心の紫極さんへ。
「武蔵家」中野系に連なる「(二代目)武道家」のご出身とのこと。
武道家はかなり前に早稲田にお邪魔したことがあり、詳しい記憶はないが、濃厚スープに軽い衝撃を受けたことは覚えている。


並びのP店ことぶきの立駐に入れ、駐車券に紫極のスタンプを押してもらうと、1時間無料になる。


ちょうど12時で先客6名と、思ったほどは混雑していない。




デフォラーメンをチョイスし、お店推奨の「麺カタメ」でお願い。
少食なので、無料ライスは泣く泣く自重した。


目の前に掲示された「麺家 紫極の極め方」を読んでいると、ラーメン登場。



■ スープ
記憶より更に濃厚でドロッとしたスープ。
醤油パンチがいきなりガツンと先制するが、豚の旨味とコラーゲンが一歩も引かずに受け止め、むしろ旨ジョッパさを包み込んでしまう。
濃度では直系各店を完璧に凌駕しているし、ひょっとしたら醤油の強さも上回っているかも。




両者のガチ勝負の陰で、鶏油の存在感は薄いし、ニンニクや生姜を入れてもやや埋もれがち。
インパクトは凄いけど、バランス的にはちょっと単調に感じるかも知れない。


■ 麺
酒井製麺製、平打ち短めな中太緩ウェーブ麺。
口当たりはソフトだが、ほど良い弾力性とモチモチ感で咀嚼が必要。
なるほど、この濃厚スープなら麺カタメ推奨も頷ける。
 


■ トッピング
チャーシュー、ホウレン草、海苔、僅かな葱。


チャーシューは肩ロースの煮豚だろうか。
肉そのものは極めて軟らかく、これに直系のような燻香が載って来たら、家系最強ではないか。


ホウレン草は茹で加減もちょうど良いが、何となくバターの香りがするような。
海苔も確りしている。


■ 感想など
直系を凌ぐ濃厚スープがとにかく凄い。
醤油パンチを和らげ、多めの鶏油を飲み込む勢いで、濃厚豚骨好きには堪らない系譜だろう。
私は鶏油も主張する三位一体的なバランスが好きなので、そういう意味では直系に軍配。
とか言いつつ、終盤ライスを頼まなかったことを後悔し、でも今更言い出せずに、静かに箸を置いた。
100%ライス必須。

ご馳走様でした。