町田汁場 しおらーめん進化 町田駅前店 @町田市 〜「しおらーめん」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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町田汁場 しおらーめん進化 町田駅前店

町田市(町田)
 
【メニュー】しおらーめん
【価格】800円

[訪問時期] 2020年5月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(140g位)
[具] チャーシュー、穂先メンマ、葱


町田に移動し、所用まで時間があったので、3月に移転した店に寄ってみた。



入ると左右に7〜8席ずつのカウンターが伸び、中央にテーブル3卓。
以前よりだいぶ広い空間で、先客は8名だがまだまだ余裕だ。
入口開放、券売機脇に除菌スプレー。



店内には大きめな音量でロック❗️壁にはギターやロックバンドのTシャツ、色紙が飾られ、ラーメン屋さんには見えない。
店主さん、こういう空間が創りたかったのか。



旧店では駅前店限定の鯵煮干を食べていたので、デフォ塩をいただくことにした。
程なくご対麺。



■ スープ
蘊蓄によれば、スープは山水地鶏・岡崎おうはんの丸鷄と名古屋コーチンのガラが主軸。
円やかさとキレを併せ持つ鶏の旨味を、長崎産のあごが更に際立たせる。
何とも上質感の漂うあっさり清湯。
塩ダレのブレンドも本店とは変えている模様で、微甘混じりに優しく出汁感をリード
温度低下に伴って、複雑な魚介が浮かび上がり、深みが増していく。



■ 麺
自家製の細ストレート。
口当たりから喉越しに至るまで、うっとりするほど滑らか、しなやか
それでいて、サクシコプツンと軽快な歯応えが、終盤まで持続する。
更に味わい豊かで、スープとのバランスも良いのだから、言うことない。
この丼の中で最も印象深いパーツだった。



■ 具
チャーシュー、穂先メンマ、葱。
見た目やや寂しい気もするが、上質感あるスープを邪魔しないシンプルさが良いのだ。。。と思うことにしよう。


肩ロースのチャーシューは、モンゴルのジャムツダウスの塩と蜂蜜で味付けし、真空低温調理したものと紹介されている。
微かな甘味を載せた肉の旨味に、なるほどと思わせられる。



■ 感想など
さすが塩の名店と頷く一杯。
と言いながら、特に響いたのは麺だったのだから面白い。
ところで今回レポを書くに当たり、かつて本店で同じメニューをいただいた時のレポを振り返ってみた。
そこには「何故か麺の印象が薄く、あまり記憶にも残っていない。」と書いていて、こんな真逆な感想があるものかと、我ながらびっくり。
結果として、ナイスリカバリーな訪問となった。

ご馳走様でした。