麺処 源玄 @杉並区 〜「塩SOBA」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺処 源玄
杉並区(阿佐ヶ谷)

 
【メニュー】塩SOBA
【価格】830円

[訪問時期] 2020年4月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+貝/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、ドライトマト、三つ葉、葱2種、揚げ葱



外勤移動中、ピークタイムを過ぎた頃に覗いたら、空いていたので入ってみた。
ドアは開放、券売機横には除菌スプレー。


香味まぜSOBA、煮干まぜSOBA、炊き込みごはんのテイクアウトも実施中。


店内メニューは汁そばオンリーなのに。
皆さんご苦労されているが、この苦境から新しいラーメン文化が誕生すると信じたい。



醤油、塩、煮干、塩煮干のラインナップから表題を選択した。



■ スープ
芳醇でふくよかな鶏の旨味を、じんわり魚貝が支えている。
お店の蘊蓄から紐解けば、鶏は総州古白鶏と美桜鶏の丸鶏で、円やかな塩ダレにあさり、しじみ、貝柱を忍ばせているか。
間違いなく美味しいのだが、やや上品でグッと迫る感じではない。
丸鷄の柔らかみには、もうちょっとキレのある塩ダレがハマる気もする。



スープの奥サイドにはジェノベーゼっぽい油が浮かび、イタ風アクセントかと思ったら、何と大葉風味。
散らされた揚げ葱と相まって、和風情緒に染まっていく。


■ 麺
菅野製の細ストレート
加水率やや低めで、サクプツ軽快な歯応えとしなやかさを両立した、最近よく見かけるタイプ。
穏やかな和風スープに、程良く馴染む。



■ トッピング
チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、ドライトマト、三つ葉、葱2種、揚げ葱。


大ぶりな肩ロースのレアチャーシューは、スープ熱が入る前に味わいたい。
しっとりジューシーな鶏ムネ肉もなかなか美味。
ドライトマトには酸味混じりの旨味が詰まり、瞬間スープを洋に振る。
塩スープにトマトの組み合わせは、この近くの「RAMEN CIQUE」を思い出す。


■ 感想など
貝が下支えする鶏清湯に、和洋の風味を重ねて楽しむ一杯。
効果的なアクセントとして、他店と差異化されていると思う。
ベースのスープが柔らか円やかにまとめられ、やや大人しくも感じるので、キレや輪郭の鮮やかさが少し増すだけで、また印象が変わる気がする。
オープン早々の難局だが、頑張っていただきたい。

ご馳走様でした。