ワンタンメンの満月 三鷹店 @三鷹市 ~「塩ワンタンメン(こってり)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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ワンタンメンの満月 三鷹店

三鷹市(三鷹)
 
【メニュー】塩ワンタンメン(こってり)
【価格】830円

[訪問時期] 2020年2月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯+背脂
[味] 塩
[麺] 中細麺(180g)
[トッピング] ワンタン、チャーシュー、メンマ、水菜、葱


ぶらり途中下車で新店ランチ。
三鷹駅南口から賑やかな商店街を真っすぐ、人通りが少なくなったマンション地域に、行列が見えて来る。
到着は11時半、ちょうど暖簾が掛かるところで、行列22名のうち16名が一順目で入店していった。



私が店内に招かれたのは30分後。
並び中にお品書きを見ると、「塩ワンタンメン」なんて一品がある。
だいぶ以前だが酒田の本店に2度、その後仙台も訪れたが、塩のメニューは記憶にない
しかも券売機上には「こってりもできます。」と書いてあり、これも初耳だ。


塩のこってりに即決し、カウンターに着席すると、5分ほどでご対麺。




■ スープ
450ccと明記するなみなみスープに、液状にも見える微細な背脂
満月といえば、ライトな動物系を背景に、アゴや煮干の魚介がビシッと前面で主張するイメージ。
ところがこの塩は、魚介はもちろん鶏も中々感じるバランスで、かなり柔らかみがある。
スープ自体が大きく異なるとは思えないので、であることと円やかな背脂の存在が大きいのかな。
一方で、アゴがビシッと効いた感じはちょいマスクされる感じだろうか。
個人的にはかなり好き。


■ 麺
加水若干低めな中細ストレート麺
「今日の一杯」によれば、自家製ではなくレシピ提供による特注だとか。
と言うことは、これも絹の成分を練りこんだシルク麺なんだろうか。
やや軟らかめに茹でて、滑らかな口当たりや喉越しの良さを強調している感じ。


■ トッピング
ワンタン4個、チャーシュー2枚、メンマ、水菜、葱。


ギネス級という極薄皮のワンタンは、本店と変わらないようだが、これは自前なんだろうか?
このワンタンはレンゲじゃないと食べれないし、肉餡の数を数えて初めて4個と分かる。
チュルトロッと皮だけ喉に流し込み、残った小さな肉餡の味わいを楽しむ。


チャーシューは外モモ肉の煮豚が2枚。
モモ肉らしい歯応えと旨味を残しながらも、まあ軟らかく煮込んであると思う。


メンマはオーソドックスな食感と薄め味付け。


■ 感想など
従来の満月のイメージを塗り替えるスープに、良い意味でちょっと驚いた。
庄内地方らしい素朴さをベースに、今風にアレンジしたようなバランス清湯は、らしいらしくないは別にして、満月の新たな顔になっているのだろう。
名物のワンタンファンにとっては4個というのがちょっと寂しいので、出来ればトッピングで増せるようにしていただきたいもの。
いずれ醤油も食べに来よう。

㊗️オープン㊗️
ご馳走様でした。