孫鈴舎 @千代田区 ~「つけ 並(麺少なめ)+生たまご」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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孫鈴舎

千代田区(東京)
 
【メニュー】つけ 並(麺少なめ)+生たまご
【価格】750円+50

[訪問時期] 2020年2月中旬(平日) 夕刻
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+豚+野菜/白湯
[味] 醤油
[麺] 中太麺(通常300g⇒少なめで220g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、海苔、大葉、葱、キャベツ
[その他] チャーシュー(250円)、ビール(大瓶600円)


食いっぱぐれた遅めの昼食で、新橋から移転改称オープンしたばかりの孫鈴舎さんへ。
17時ちょい前で先客ゼロだったが、やがてラーメン提供が始まり、ぽつぽつと後客が入って来る。


新橋時代から変わったラーメンも興味あるものの、この前日に「孫作〜孫鈴舎史上、最高のバランス、唯一無二の味」に調整したと三田代表が呟いた「つけ」をいただくことにした。



両サイドのカウンターはスペース的に食べにくいと予習していたので、中央のカウンターに。


このまま直帰ということで、先ずはチャーシューをツマミにビール🍺でアイドリング。
この軟らかいバラ煮豚も秀逸だが、サービスされたメンマが食感・味付け共に超好みで、次回は増し増しで楽しみたい。



アイドリング中に生たまごが登場し、割ると見事に卵黄が壊れて軽く凹む。
チャーシュー2枚を残してビールを飲み終えた頃合いで、麺とつけ汁が届けられた。



■ 麺
麺は自家製の中太ストレート
事前情報では軟らかめとの意見が多かったが、個人的にはジャストに近い仕上がり。
ソフトなようでハリがあり、そこそこな弾力を感じさせてからムッチモチ。
つけ汁の絡み易さ、麺の風味をかなり引き出しているように思ったが、このあたりは好みの問題かな。
並盛の麺量は通常300gのところ、少なめコールでおそらく220g~230g程度。



■ つけ汁と具
「魚介を抜き、鶏と豚本来の旨味と野菜の甘味、そして醤油のキレで喰わす」。
六厘舎や舎鈴の豚魚とは一線を画した、「孫作」時代と同じコンセプトだが、もちろん単に魚介を外しただけではない。


鶏が一歩前に出た動物出汁の旨味がとにかく濃く円やかで、それでいて口ガビにもならないスッキリ感
やや強めのカエシの塩気と甘味のバランスも良い。
汁中に沈む大葉や葱の苦味とのシナジーなんて、もう特筆モノだ。
なるほど、これが三田代表が最高と呟いたつけ汁か。
でも敢えて言えば、パンチは少々足りない気もして、ラーメン同様にニンニクや生姜で味変出来ると、目先が変わって良いかも知れない。



デフォ具は全て汁中。
チャーシュー
は先ほどの軟らかバラ煮豚を短冊切りにしたもので、濃厚スープが染みて美味しい。
メンマ
はやはり絶品。
麺に絡みつく
葱や大葉に混ざって、キャベツらしき青菜の切れ端が入っていたような。



別注の生たまごは、レンゲで3杯のスープで割って、マイルドバージョンのつけ汁として楽しんだ。



■ 感想など
この時は卓上ポットが置いてなかったので、コールして
スープ割りしていただいた。
ほうじ茶
のスープ割りは初体験だったが、円みと香ばしさが増して、これは個性的でかなり面白い。


六厘舎もすっかり鎖系のイメージの中、当店は孤高を保つ店として、三田代表の創作麺を提供し続けて欲しいものだ。
機会があれば、ラーメンも食べに訪れたい。

㊗️移転オープン㊗️
ご馳走様でした。