麺屋 大河 @小田急百貨店新宿店 ~「味噌ラーメン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

麺屋 大河 @小田急百貨店新宿店(金沢・加賀・能登 味と技展)

 
【メニュー】味噌ラーメン
【価格】800円

​[訪問時期] 2019年4月上旬(平日) 昼
[注文方法] 食券購入制
[スープ] 豚骨/味噌+生姜
[麺] 中太微縮れ麺(150g位)
[具] チャーシュー、炒め肉野菜、メンマ、青海苔、柚子、生姜、葱



4月3日(水)~8日(月)の間の催事。
イートインは10時~19時半ラストオーダー、最終日のみ16時ラストオーダー。


なかなか行けない金沢の行列店が出店と知って、遅めランチで14時頃に訪問してみた。
入り口食券売り場に3名ほどお並びだったが、店内は7割ほど。



着席から配膳までは10分強。
味噌と言えば、野菜を炒め煮する音や香りが最高のアペリティフなのだが、小田急は客席と厨房が隔絶されているので、何ともテンションが上がらないのが痛い。
仕方なくボーっとしていると、小田急ガールの手によって登場。



スープ
配膳と同時に、焼き味噌の香ばしさが立ち上る。
白・赤のバランス良いブレンド味噌は、濃厚円やかながら塩分ジャストで、好みど真ん中。
豚骨メインっぽいライトな動物出汁に、炒め野菜の甘旨味、仄かにニンニク
早々におろし生姜を溶かし込めば、深みある極上味噌スープが完成する。
全体としては横浜の「大公」と良く似た味わいだが、此方のほうがやや上品だろうか。



但し、散らされた青海苔や味噌には珍しい柚子皮が、時折りレンゲに混ざり込み、他店に類を見ない豊かな味わいのバリエーション



黄色味を帯びた中太微ウェーブ麺
おそらく本店同様のカネジン製だろう。
プリシコモッチリな硬め食感、熟成感ある味わいは、札幌風の味噌スープと鉄板の相性。
催事ながらジャストな茹で加減は流石だ。



トッピング
チャーシュー、炒め肉野菜、メンマ、青海苔、柚子、生姜、葱。


チャーシューはそこそこ厚手な肩ロースの低温調理
味噌にレアチャーシューは余りみかけないのだが、確り作り込まれた秀逸なもので旨い。


ミンチ混じりの野菜は、トロトロに炒め煮したもやしと玉ねぎ
少量だが甘味を良く引き出していて、これは純すみ系で見られるタイプ。


材木状の太メンマはサクコリ食感。
風味豊かな薬味陣の中では、味噌ラーメンには珍しい柚子皮が異彩。
濃厚な味噌に押されて、鮮烈な感じではないのだが、その塩梅がまた絶妙に響く。



■ 感想など
憧れの大河の味噌に感激。
マイベスト味噌な「大公」と良く似た方向性で、これは本店が超人気なのも頷ける。
唯一残念だったのは、催事場で卓上の薬味がなかったこと
ピリッとした一味系の辛味でも加わったら、更に満足度が上がっただろう。
序文にアペリティフなどという言葉を使ったが、そう言えば本店では食前に、血糖値の上昇に配慮してプチサイズの野菜ジュースが提供されると聞く。
いつか本店オーラの中で、再食してみたいものだ。

ご馳走様でした。