食堂 七彩 @中野区 ~「味玉らーめん」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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食堂 七彩

中野区(都立家政)
 
【メニュー】味玉らーめん
【価格】970円(味玉150円含む)

​[訪問時期] 2019年2月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 平打ち手揉み極太麺(150g)
[トッピング] チャーシュー2種、メンマ、味玉、葱



所用のついでに、嬉し恥ずかし初訪問の此方でランチ。
12時半頃、店内ちょうど満席だったが、食券を買っている間に空席が出来た。



ここに来ようと思いついた時から、ずっと稲庭麺の食感をイメージしてきたのだが、土壇場で選択したのは喜多方らーめん😅
七彩さんの店名に相応しい彩りを添えようと、150円の味玉を付けてみる。



食券を渡すと、麺量(並150g、中200g、大250g同一)と、スープ味を尋ねられるので、「並・塩」でお願い。
ほどなく、純手打ちした麺帯が目の前で切られ、麺茹でが始まる。
7~8分でご対麺となった。



スープ
鶏豚合わせっぽい動物系出汁に、魚介の旨味を重ねた淡麗清湯。
やや多めの油と相俟った動物系が優勢ながら、さほど際立った主張ではなく、支える煮干や節とナイスバランス
初動はキリッと直線的な塩気を感じるのだが、すぐに出汁感が円やかに包み込み、そこからスープがどんどん美味しく伸びていく。
終盤にはレンゲが止まらずに完飲のパターン。
七彩ならではの無化調の魔法かな。




純手打ち、手切りの太麺を、手揉みで幅広ポコピロに圧縮。
この多加水麺を、トロッと軟らかめに茹で上げる。
以前は、もう少し食感に起伏が欲しいと思ったものだが、系列店等で慣れた最近は、むしろこの滑らかな口当たりと喉越しが楽しみ。
因みに当店、硬茹でのリクエストは受けていない。



トッピング
2種のチャーシュー、メンマ、葱、追加した味玉。
チャーシューバラ肉煮豚と、もう1枚は鶏? いや、モモ肉の低温調理だろうか。
丁寧に作っているが、案外普通っぽく感じる。


七彩系で好きなのが細切りメンマ
食感はコリコリ、味わいは胡麻油とブラペが効き、申し分ないアクセントだ。
追加した味玉は極々薄味で、濃密な卵黄の甘旨味がストレートに感じられる。
150円の価値ある逸品。


因みには、塩には微塵を散らし、醤油には粗刻みを載せている。


■ 感想など
「だるま」や「麦萬」等の七彩出身店が先になり、元々発祥の当店がラストになってしまった。
他にも「河野」、「くじら」、「みつヰ」、「鶉」、つくばの「松屋」など。
あと何年か経てば、それらからの第三世代も誕生するのだろう。
いずれ、「七彩系巡りの旅」をするのが楽しみだ。
美味しかった。

ご馳走様でした。