洋食ラーメン BUONO! @草加市 ~「洋食ラーメンホワイト」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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洋食ラーメン BUONO!

草加市(草加)
 
【メニュー】洋食ラーメンホワイト
【価格】800円

[訪問時期] 2019年2月中旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 牛+鶏/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、鶏チャーシュー、ホンシメジ、クレソン



草加のカジュアルイタリアン「italian NAHOH」で、日曜ランチタイムのみ提供されるラーメン。
店前にはイタリアンの看板が出ていて、入り口に貼られたメニューを見なければ、ラーメン営業とは気付かないだろう。
店名は「仔牛と名古屋コーチン 洋食ラーメン BUONO!」とキャッチコピー付き。



11時15分着、奥のテーブル席に数名の先客がいるようだ。


厨房に店主さんと助手さん、他にホール担当の3名体制ということは、ピークタイムにはそこそこ来店客があるのだろう。
麺メニューは洋食ラーメンホワイトとブラック
ホワイトを注文してから5分少々で、ご対麺となった。




スープ
まず感じるのは洋風に振れた動物系の旨味で、店名通り牛と鶏の主張が見事に噛み合った拮抗バランス。
ところが余韻に移行するにつれて、何ともラーメンらしい和な落ち着き感が出て来る。
店主さんに聞くと、動物系は仔牛の骨、牛スジ、名古屋コーチンのガラで、洋食流にオーブンで下ごしらえしたもの。
油は名古屋コーチンとのことで、これが牛感を突出させないバランスに繋がっているのだろう。
一方で、昆布や椎茸などの和出汁も加えることで、ラーメンらしさを演出。
更に、チャーシュー類はオリーブオイルに浸けてから盛り付けていたので、当然スッキリ円やかさも出て来ると言う訳だ。
洋食ラーメンと謳いながら、巧みに足し算、引き算しながらの和洋折衷スープ
他店では出会えない味わいで、マジ美味しい。




中細、やや細めなストレート麺。
しなやかに滑り込みながら、食感はそこそこ強めで歯切れも良い
表情豊かで美味しい麺。
そのキャラをジャストに引き出した、テボ茹で担当の助手さんも褒めるべきか。



トッピング
チャーシュー、鶏チャーシュー、ホンシメジ、クレソン。


肩ロースのローストポーク、鶏ムネ肉の低温調理チャーシュー共に、設備の整ったお店ならではの絶品。
前者は肉肉しい食感と溢れ出る肉汁、後者は燻香を載せた旨味が堪らない。


ホンシメジは乾燥させた細いものが2本。
これを食べながらスープを口に含むと、劇的な味わいの変化をもたらすのだから、侮ってはいけない。
スープに良く合うクレソンも含め、トッピングの美味しさ、面白さはかなり印象深い。


■ 感想など
洋風をことさらに主張させるでもなく、
ラーメンとしてのバランスを探ったスープ。
肉の扱いはじめ、
イタリアン店ならではのトッピング
麺だってなかなかだ。
そもそも洋モノ好き、オンリーワン好きなこともあるのだが、この一杯は予想以上に響いた。
きっと本業のイタリアンも美味しいに違いない。

ご馳走様でした。