豚骨一燈 (ITTOU RAMEN Tao Dien)
ホーチミン(ベトナム)【メニュー】特製濃厚魚介つけ麺(麺150g)
【価格】180000ドン(約900円)
[訪問時期] 2019年1月中旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 豚骨+魚介/白湯
[味] 醤油
[麺] 中太麺(150g)
[トッピング] (麺)チャーシュー、味玉、海苔、(汁)チャーシュー、メンマ、葱、魚粉、柚子皮
[別注文] 餃子(50000ドン/約250円)、SAPPORO缶ビール(35000ドン/約175円)
高飛び中に、昨年夏に開店した豚骨一燈に来てみた。
実はホーチミンには日本料理店が数百軒もあり、日本人街と呼ばれるレタントン通り周辺には、居酒屋、寿司屋、焼き肉店、ラーメン店などが軒を連ねる。
豚骨一燈が出店したのは、そんな市街中心部から車で20分強の、欧米人や最近では日本からの駐在員も多く住むタオディエンと呼ばれる地区。
そこにオープンした「Oishi Town(オイシイタウン)」の一角に、見慣れたロゴの暖簾がかかっていた。
お昼前に到着して間もなく、4名掛けのテーブル4卓が埋まり、5~6席のカウンターも空席僅か。
土曜日でもあり、近くに住む日本人ファミリーの御用達店になっているようだ。
先ずは餃子&サッポロでアイドリングから始めるが、この薄羽根付きの餃子が日本レベルの逸品で、麺にも期待が高まる。
タイミングを見計らって、特製つけ麺を慎ましく150gで注文した。
■ 特製濃厚魚介つけ麺
麺は自社製の中太ほぼストレート。
美しく整えた麺線から、確りした水〆による強いコシ、モッチリ感、更に風味に至るまで、一燈スタンダードが見事に守られている。
つけ汁は豚主体の濃厚白湯ベースに魚介がバランス良く効いた、王道の豚骨魚介。
新小岩の本店より小岩の豚骨一燈に近いタイプで、甘辛酸のバランスもナイス。
時折、柚子風味がフワッと香る。
慣れ親しんだ味わいも、ベトナムでいただくと新鮮さひとしおだ。
トッピングは、汁中にチャーシュー、メンマ、葱、魚粉、柚子皮で、おそらくこれがデフォ。
麺上には特製追加分の、チャーシュー2枚、味玉、海苔が載る。
これも日本と変わらぬスタイルで、違いがあるとすれば、チャーシューがバラ煮豚一種類なところぐらいだろうか。
■ 感想など
スープ割りは自重して、つけ汁を数口啜ってフィニッシュ。
海外で食べたラーメン類では、文句なしベストな一杯。
と言うより、日本で食べる美味しい豚魚つけ麺と、全く遜色ない。
おそらく材料の多くは日本からの空輸と思われ、店長さんも派遣されてるのかな。
さすが一燈、坂本さんは海外でも手抜きなしだね。
ご馳走様でした。