日の丸さんじ @台東区 ~「日の丸さんじ✖️さんじコラボ限定☆鴨蕎麦」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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日の丸さんじ

台東区(稲荷町)
 
【メニュー】日の丸さんじ✖️さんじコラボ限定☆鴨蕎麦
【価格】1000円

[訪問時期] 2019年1月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鴨+煮干/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち中細麺(150g位)
[具] 鴨ロース、南関あげ、青葱

★元旦限定で提供されたメニューです。



2019年初ラーメンは、「日の丸さんじ」「さんじ」のコラボ。
家でのおせち、おとそも程ほどに、昼過ぎに行ってみると、案の定20数名が並んでいる。


15分ほど並んだところで食券先買いを指摘され、後客4人に抜かされるという、さんじ素人丸出しの失態を演じ、結局1時間ほど待ってアリーナ席に着いた。
当然、炊き込みご飯は売り切れ。
「反省しました」帽子を取って、丸めた頭を何度も見せるきんちゃん
翌日からの正月休みを前に超ハイテンションで、口数も無駄な手数も多め。
「自作自演コラボでしょ」と言えば、「こんなコラボは他に無いでしょ」と自画自賛を始める。
「ハイハイ」と相槌を打つが、実際暖簾がダブルで掛かる演出には恐れ入った。


ほどなく、きんちゃんの手によって登場。




スープ
「日の丸さんじの鴨」×「さんじの煮干」のコラボスープに、鶏を重ねてあるという。
丸鳥で取った鴨のコク深い旨味と煮干のじんわり苦旨味が、押したり引いたりの駆け引きで、これは素直に美味しい。
南関あげの甘味が徐々に溶け出し、やや強めの醤油に円みを与えていくのがまたナイス。
発想力とバランス感覚に優れた、きんちゃんならではの展開だ。
もっとも、その内にあげ風味がスープを凌駕しそうだったので、あ◯いきつね状になる前に早々に食べてしまった(笑)




この限定用に浅草開化楼に特注した、平打ち微ウェーブな中細麺
レギュラーで使う「たわやか麺」の食感、風味を踏襲しつつ、細めにすることで、しなやかさやスープとの馴染みを進化させた感じだろうか。
中太タイプも好きだが、これも捨てがたい。



トッピング
鴨ロース、南関あげ、青葱。
鴨ロースは初期と比べて格段に美味しくなっている気がする。
ブツギリ使いの青葱ともベストマッチな相性。


熊本発のでっかい南関あげは、その風味自体も汁の吸い上げも、普通の油揚げとは比較にならないほど。
それだけに、風味の放出もかなり強いので、ともすると繊細な鴨出汁など殺られてしまいそう。
。。。と思って早めに食べたので、正解がどうなのか分からない。



■ 感想など
自作自演、自画自賛
とか言いつつ、方や鴨、方や煮干と、鮮烈なアイデンティティーを確立したきんちゃんだから出来るコラボ。
敢えて元旦に「日の丸」として営業
した粋な計らいに、天気も味方したようだ。
東上野区から東京全区に名を馳せた「さんじ」は、今年も更に飛躍するのだろう。
因みに、きんちゃん、まゆちゃんから「良いお年を」とは言われなかったので、また飲みにでも行かないと。

ご馳走様でした。