らぁ麺 やまぐち @新宿区 ~「鶏そば+鶏ワンタン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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らぁ麺 やまぐち

新宿区(面影橋、西早稲田)
 
【メニュー】鶏そば+鶏ワンタン
【価格】880円+200円

[訪問時期] 2018年11月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏/清湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、ワンタン、メンマ、カイワレ



移転後初訪問。


今年もビブグルマン受賞🌸
その発表直後でもあり、開店直前から客足が途切れず、直ぐに店内待ち席が埋まる。



鶏の香りが充満する店内で、作業を始める山口店主。
旧店舗は厨房が遠かったので、山口店主を至近で見るのは初めてだが、自信に満ちた表情と所作にオーラを感じる。
やはりラーメン屋さんは、こういう距離感の作りが良い。
10分ほどで最初の3杯が出来上がり、その内のひとつが私の前に届けられた。



スープ
ブワッと鶏満開の淡麗清湯
蘊蓄によれば、会津地鶏、山水地鶏の丸鶏、吉備鶏のガラ等の鮮度管理と、朝炊きのフレッシュさに拘っているという。
巷に有りがち鶏油頼みではなく、スープに溶け出した鶏の旨味が主役になっているのは特筆すべきだろう。
支えの昆布が鶏のピュアな旨味だけを際立たせ、キレッキレ一歩手前の醤油は出汁感を損なわないレベル。
塩派の自分も十分満足できる味わい深さ、伸び行く余韻
あと僅かだけ醤油が控えめなら、ビンゴ!と叫びたい気分だった。




京都・棣鄂製の平打ち気味の中細麺
多加水麺ならではのツルシコモッチリな食感、滑らかな喉越し
それら以上に響くのは、鶏醤油スープの絡みがジャストで、麺自体の味わいとの馴染みが絶妙な点。
よほど綿密に練られた特注麺なのだろうと思う。



トッピング
チャーシュー、ワンタン、メンマ、カイワレ。



チャーシューは微妙に部位を変えた2枚の肩ロース肉で、ローストならではの香ばしさと熟成感は見事。



追加した3個の鶏ワンタンは、鶏ミンチらしい淡白さがやや物足りない一方で、スープには良く合っていた。
3個のうち1個は柚子入りらしいが、気付かなかったのは不覚。



■ 感想など
当店はレギュラーメニューが醤油オンリーで、このメニューも、自分が不得意な醤油vs鶏油の四つ相撲タイプだと誤解していた。
前店の頃から通算で、実に5年半ぶりの訪問だったが、見事に後悔する羽目になった。
次回はつけそばでも食べに来ようかな。

ご馳走様でした。
今年もビブグルマン受賞おめでとうございます🌸