RAMEN 401 @世田谷区 ~「小ラーメン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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RAMEN 401

世田谷区(池尻大橋)

 
【メニュー】小ラーメン
【価格】800円
 
[訪問時期] 2018年9月中旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 豚骨+魚介/清湯
[味] 醤油
[麺] 中太麺(140g)
[トッピング] チャーシュー、茹で野菜、鰹削り節、刻みニンニク
 
 

おでんとカレー推しの「KITCHE 401」というバル風居酒屋が、日曜だけラーメン屋さんに変身する二毛作新店。
この店があの人類みな麺類のプロデュースで、しかもJ系らしい。
情報通のMさんが行かれると言うので、ご一緒させていただいた。
 
 
 
11時の開店直後、広めの店内に先客は4名で、我々はテーブル席に通される。
メニューはスリーサイズのラーメンと、1枚120円の追加豚、そして「達人の生ビール」のみ。
 
 
小ラーメンと生ビールを注文すると、「ラーメンはお時間かかりますが。。。」と確認が有り、当然頷く😅
 
 
ビールを飲んで待つこと20分ほどで、J系ビジュアルに削り節がたっぷり載り、見るからに旨そうな豚が2枚入ったラーメンが登場。
因みにコールタイムは無く、刻みニンニクはセルフで入れる。
 
 
 
スープ
フワッと華やぐ鰹主体の和風味を、パンチある濃口醤油が包み込んでいく展開は想定外。
トッピングの削り節の影響も徐々に強まり、和風魚介醤油な味わいがラストまで続く。
豚感はさほど前に出て来ないのだが、醤油が突出せず円やかに落ち着いているのは、豚骨の旨味とコクの盤石な支えがあるからだろう。
 
 
正直、最初は予想外の味わいにあれ?と思ったスープが飲むほどに深みを増し、ニンニク投下で引き締めた後には、未体験の和風ジャンクに引き込まれる。
それでいてスッキリ飲める、こういうタイプもかなり新鮮で旨い。
 
 

丸っぽい太めストレート
茹で加減も手伝って結構な硬質感があり、これがパンチあるスープとナイスバランス
ややモッチリしながら、滑らかに喉を落ちる感覚も良い。
小ラーメンの麺量は140gで、因みに普通盛は200g、大は280gの設定。
 
 
 
トッピング
チャーシュー、茹で野菜、鰹削り節。
 
 
メニューでは1枚の筈だが、嬉しいことに2枚載せられた皮付きバラロールのチャーシュー
厚み2.5cm、歯要らずのヤワトロで、薄め味付けなので旨味もたっぷり感じられる。
この日は生姜が強めに香り、パラッと掛けられたブラぺがアクセント。
これは神豚クラスの中でもかなりの上位ランクで、ぜひ豚増しをお勧めしたい。
 
 
 
野菜はシャキッと浅茹でタイプで、量的には少なめ。
削り節の鰹風味が、終始麺に絡み続ける。
 
 
■ 感想など
巷に溢れるガッツリ豚骨醤油とはガラリ趣きを変え、スッキリ和風感でまとめたJ系ラーメン。
人類みな麺類プロデュースな一杯の狙いが、従来のJ系ファンとは異なるレンジにあることは明白だ。
現にこの日オープン直後は、ラヲタ感プンプンな諸氏に混ざって、普段J系店では見かけないような女性もいらした。
因みに後から知ったが、この日は限定30食のみの提供で、13時過ぎには店を閉めた模様。
まだまだ隠れた新店的だが、周知されるにつれてハードルは更に上がっていくのだろう。

ご馳走様でした。