camino @世田谷区 ~「塩野菜つけめん」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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camino

世田谷区(池尻大橋)

 
【メニュー】塩野菜つけめん
【価格】1400円
 
[訪問時期] 2018年9月中旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 鶏豚+魚介+野菜/白湯
[味] 塩
[麺] 中太麺(100g)
[トッピング] 野菜ソテー、海苔、レタス、水菜など
 
 
RAMEN401からの連食です。

Mさんと「RAMEN 401」から7~8分歩くと、三宿の住宅街に喫茶店ぽいお店が見えて来る。
正午ちょうど、先客4名で難なくテーブル席に案内されたが、滞在中に外待ちが出来る繁盛ぶり。
 
 
メニューを見ると「塩野菜つけめん」は1400円とお高めで、そのデフォ麺量が100gの「半麺」であることにも驚く。
 
 
 
増そうか迷ったが、半麺にするだけの理由があるはずとデフォで注文。
やがて、厨房内から胡麻油の香りと共に、小気味良いソテー音が聞こえて来る。
着丼までは20分近く。
大半の方が注文する看板メニューに、これだけ手間が掛かるのだから、お店の回転は推して知るべし。
皆、じっと待っている。
 
 
スペック
先ずは麺皿。。。と言うか野菜皿
 
 
絵画のようにカラフルな野菜は、箸をつけるのが躊躇われるほど。
栃木の契約農家から直送の無農薬野菜で、茄子、玉ねぎ、ラディッシュ、オクラ、ジャガイモ、ビーツ、ズッキーニ、パプリカ、シシトウ等々10数種のソテー
そのまま食べると、胡麻油の香りを携えたナチュラルな旨味と甘味に思わずニッコリ。
それ以外には、レタスや水菜の生野菜に混ざって海苔が1枚。
 
 
 
中太ストレート
繰り返すがデフォ仕様で半麺の100g、因みに普通盛200gは100円増。
野菜に圧倒されて、付け合わせのスパゲッティにしか見えず(笑)、どう見ても脇役。
ところがこの麺、張りの強い食感で風味良く、かなり好みのタイプなのだ。
 
 
 
つけ汁動物系>魚介出汁のややトロ濃厚白湯で、熟成感ある塩味が特徴的。
ジャストに輪郭を引き締める塩ダレには、おそらく塩麹でも使っているのか。
動物系もイマイチ特定できず、豚主体に鶏混合あたりと思っていたのだが、諸兄のレポでは鶏白湯説が多い。
だとすれば、ベジポタ合わせとかの変化球が入っているかも知れない。
何れにせよ他所ではちょっと出会わないタイプで、まったり濃密な美味しさが、終盤まで重たさも感じず持続する。
 
 
実食
先ずは野菜をバリボリ食べていく。
濃厚なつけ汁に浸して食べる野菜は、正にバーニャカウダを想起させる。
と言うか、これは絶対作り手がバーニャカウダを意識して、野菜との相性も考えたつけ汁を用意してきているはず。
ソテーされた香ばしさがいいね~
 
 
一方で、たった100gの麺も存在感あって美味しく、此方もつけ汁との相性は抜群
バーニャカウダのように野菜を包み、麺の美味しさも引き立てる濃厚白湯つけ汁、かなりイケてる。
半端ない野菜量で2軒目だと100gで腹パン、ここ1軒でも麺200gでかなり腹が膨れそう。
 
 
■ 感想など
ラストにスープ割りをお願いすると、鶏感がやや高まってこれがまた美味しい。
卓上の黒七味をパラリ、スッキリと引き締めてフィニッシュ。
 
 
 
大量の野菜とその美味しさに関心が行きがちだが、麺もつけ汁も秀逸で隙がなく大満足。
さすが看板メニューだ。
1400円との値段については、イタ飯屋さんでバーニャカウダを頼んでも1000円は下らないのだから、これだけの産直有機野菜え考えればお値打ちなのかも。
三宿界隈の舌の肥えた方々に支持されているのが、それを証明している。

ご馳走様でした。