中華そば処 琴平荘 @小田急うまいものめぐり~「小田急限定★琴平スペシャルみそ中華そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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中華そば処 琴平荘 @小田急うまいものめぐり

新宿区(新宿)
 
【メニュー】小田急限定★琴平スペシャルみそ中華そば
【価格】1300円

[訪問時期] 2018年8月下旬(平日) 夜
[注文方法] 食券購入制
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 味噌
[麺] 中太縮れ麺(150g)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、味玉、葱、(別)海苔



鶴岡市の外れで毎年10月から5月まで営業する、言わずと知れた名店。
小田急新宿の「小田急うまいものめぐり」(8月29日~9月4日)に出店中と知り、会社帰りに寄ってみた。
10名ほどが並んでいたが回転も速く、7分ほどで食券を購入し着席。



メニューは琴平荘の代名詞中華そばとその大盛りらしき「琴平盛」、加えて「小田急限定」の表題味噌の3種類。
一昨年10月現地で700円で食べた中華そばが、小田急プライス920円なのには驚く。
味噌は現地でも滅多に提供されないし、特製仕様らしいので、驚きついでに1300円の表題をチョイスしてみた。
暫しの後、小田急ガールの手によって、お盆に載せた一杯が届けられる。



海苔を載せてパシャッ。


スープ
アゴ出汁メインの魚介感にニンニクがプーンと香る、サラッとライトな味噌
ひと口目は薄口で素朴に感じるのだが、麺を何度か啜ってからスープに戻ると、味わいに深みが増している。
丸鶏中心の動物系と、アゴ焼き干しメインに煮干、節系、甲殻類まで配した魚介系とのWスープは、おそらく新宿でも同じか。
味噌は白メインのブレンドで、出汁感を引き出しながらジャストな輪郭と深いコク、仄かな甘味。
後半旨さがどんどん伸び、飲み干した瞬間に満足度も最高潮に達する。
味わい深いとはこういうことを言うのだろう。




専用粉による自家製の中太麺で、手揉みを加えたようなボコピロ縮れが特徴的。
加水率50%超とのデフォ麺と似ているのだが、シコシコモッチリ感も小麦の香りも、インパクトは今回の方が大きいかな。
この催事場で硬めジャストに茹でるとは流石の一言。
麺との相性も申し分なし。



トッピング
チャーシュー3枚、メンマ、味玉、葱、別添えで海苔5枚。


ロース系の煮豚チャーシューは、パサつきを感じないホロホロ食感で、スープの馴染みも抜群。



シナシャキ食感のメンマ、ジャスト半熟な薄甘味玉も申し分なし。


更に特筆すべきは海苔
山形では酒田沖の飛島が、手摘み天然海苔の産地として有名。
勿論そんな高級品は使用していないだろうが、おそらく地元産の逸品。
厚み、風味共にちょっとモノが違う感じだ。


■ 感想など
スープはどんどん旨くなり、麺もラストまでダレを知らない。
こってり味噌も良いが、やはり魚介出汁の活きたタイプは心身に染み渡る
これがあと200円安ければ数点プラス、現地オーラの中で食べれば更にスコアが跳ねてきそうだ。
毎度のことながら、小田急は厨房が遮断される作りで、大将のお顔が見えなかったのは残念。


ご馳走様でした。