SOBAHOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店 @新宿区 ~「煮豚塩そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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SOBAHOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店

新宿区(新宿御苑前)

 
【メニュー】煮豚塩そば
【価格】1200円(煮豚300円含む)
 
[訪問時期] 2018年5月下旬(平日) 夜
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー2種、穂先メンマ、水菜、葱
[ソース等] ポルチーニデュクセル、インカベリーソース、白トリュフオイル、国産黒豚パンチェッタベーコンビッツ
 
 
 
移転オープンから中々行けずヤキモキしていた週明けの日、麺友さんとスケジュールを合わせて夜営業に突撃。
どうやら麺友さんも、私同様弾ける寸前だったご様子(笑)
ちょうど定刻の18時半でシャッターズ20数名、例によって7~8分遅れた開店時には30名ほど。
 
 
ここから、中待ち昇格を経て着席するまで45分だった。
 
 
メニュー選択は迷いに迷った。
 
 
塩派の自分だが、実は不如帰に限っては醤油が好きだった。
新メニューの塩にも惹かれるが、殆どの方が食べてるし。。。
いろいろ考えて、結局塩のチャーシュー増しにした(笑)
 
 
 
麺友さんとおつぷはー🍺している所にご対麺。
 
 
 
スープ
着丼と同時に香り立つ白トリュフオイル
蘊蓄によれば、スープは真鯛、蛤、乾物系を合わせた魚介オンリーとのこと。
味わいはがブワッと君臨。
ダブルネームの真鯛は奥に隠れた感じだが、飲み進めるうちに、如何に蛤の良さを際立たせているかに気付く。
目立ちたがり屋の動物系では成し得ない完璧な支えで、乾物魚介がまた燻し銀的に厚みを織り成す
これは感動的な美味しさ。
 
 
 
ここから怒涛の味変ラッシュが圧巻だ。
ポルチーニデュクセルは、バターやニンニク風味を従えた洋茸の濃密な香り。
インカベリー(食用ほおずき)ソースの甘酸味に意表を突かれるが、これが蛤塩スープと絶妙にコラボ。
国産黒豚の塩漬けをカリカリに焼いたベーコンビッツ
 
 
この3種をどう食べるのが正解なんだろう。
今回は各々スープに溶かして別に味わったが、次回は思い切って全て混ぜてみようか。
 
 

自家製、やや扁平な全粒粉入り細ストレート。
しなやかながらコシも確り感じつつ、喉にツルッと落ちていく。
噛むにつれて滲み出る風味の熟成感が堪らない。
移転を機に、麺にも並みならぬ拘りをぶつけているようだ。
 
 
 
トッピング
ロースチャーシュー、デ・ベジョータバラ肉、穂先メンマ、水菜、葱。
 
 
増して3枚載ったチャーシューは、カナダ産ブランド豚をベースに開発されたSPFナチュラルポーク使用とか。
以前よりひと回り小さくなったが、低温調理で封じ込まれた旨味はちょっと別次元。
デ・ベジョータ(レアルベジョータ)とは100%純血種のイベリコ豚で、全体の2%しか存在しないらしい。
蘊蓄でそう認識しなければ、見過ごしてしまいそうな一片のバラ肉が、たいそう神々しく思える(笑)
 
 
 
■ 感想など
期待を超える美味しさに打ちのめされるように完食。
お店から出た直後に「これは狙ってますね」と言うと、麺友さんがニヤリと頷いた。
この立地、行列も近隣に気兼ね不要の新店で、このレベルのラーメンと来たら、今秋何が起こるか今から楽しみだ。
因みに店外に貼られた従業員募集のチラシには、勤務地欄に「新宿又は幡ヶ谷」と記されている。
 
 
新店は「本店」になっているし、落ち着いたら、旧店舗も再開するおつもりという事だろうか。

ご馳走様でした。
移転再オープン、おめでとうございます。