麺や 大和 @中央区 ~「特製ワンタン麺(白だし・ワンタンハーフ)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺や 大和

中央区(人形町)

 
【メニュー】特製ワンタン麺(白だし・ワンタンハーフ)
【価格】900円(特製200円含む)
 
[訪問時期] 2018年3月上旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、前払い
[出汁] 鶏+魚介/清湯
[味] 白醬油
[麺] 中細縮れ麺(150g位)
[具] 肉ワンタン、エビワンタン、チャーシュー、メンマ、海苔、葱
 
 
八雲出身の支那そば 大和 稲荷町本店2号店
稲荷町の本店には開店日に駆けつけ、八雲とさほど変わらないレベルに驚いたのだが、その後今ひとつブレイクしてこない。
初日は厨房に、八雲の店主さんでも入っていたのだろうか。
以来ちょっと様子見していたが、1年も経たずに2号店とは恐れ入った。
 
 
 
人形町交差点近くの路地裏で、串揚げ屋を間借りして昼のみ営業
ワンタン入りの特製には、肉・エビ3個ずつの他に2個ずつの「ハーフ」もあり、スープは黒だし、白だしに加えてMIXも対応可能。
稲荷町本店と同様、と言うより八雲と同じである。
口頭で表題を注文、スタッフに前払いして程なく、八雲と瓜二つの一杯が登場する。
 
 
 
スープ
まず最初に申し上げるが、美味しいスープ
丸鶏主体のふくよかな動物系をベースに、魚介がフワッと寄せる。
白醤油の柔らかな甘旨味が、それを損なわぬように支えるのがベストなのだが、出汁感を包み込むように半歩前に出て来る感がある。
これは塩加減の問題か、それとも白醤油の甘みに対する最近の個人的嗜好の問題か。
ワンタンからの塩気が微妙に溶け出す後半に、この傾向が顕著になるようで、美味しさ8割惜しさ2割的なラインに留まった感じ。
それでも8割方は満足できるのだから、重ねて言うが美味しい。
 
 
 

菅野製の中細、やや細めな微縮れタイプ。
八雲で食べた菅野製は硬い食感が強調されていたが、此方は歯応えと喉越しの良さを兼ね備えた感じ。
同じ麺だろうから茹で加減の問題だと思うが、個人的には麺は此方の方が好み。
たんたん亭系のスープには合っている気がする。
 
 
 
トッピング
肉ワンタン2個、エビワンタン2個、チャーシュー2枚、メンマ、海苔、葱。

出身店の仕様が忠実に再現された、てるてる坊主型の2種のワンタン。
 
 
肉ワンタンは生姜風味を載せた肉汁とスープの相性が抜群で、エビワンタンは剥き身そのままのプリプリ食感を楽しめる。
 
 
 
食紅と塗られたはちみつの微かな甘味が特徴的な叉焼、サクコリ食感の極太メンマなどなど、トッピングはどれも安定感がある。
 
 
 
■ 感想など
八雲インスパ、と言うよりコピー的な一杯は2号店でも健在。
どうやら「大和」はこの路線で進むのだろうが、よほど八雲と親しいご関係に違いない。
スープについて多少ネガティブな表現をしたが、おそらく材料も炊き方も八雲を踏襲しているのだろうから、これは八雲の白だしでも確認してみる必要がある。
同時に、次回は大好きな「MIX」を大和でも味わってみたい。
 
ご馳走さまでした。