柳麺 多むら 外旭川店 @秋田市 ~「味玉塩チャーシューメン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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柳麺 多むら 外旭川店 

秋田市
 
【注文】味玉塩チャーシューメン
【価格】 1000円(味玉100円・チャーシュー120円含む)
 
[訪問時期] 2017年10月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 煮干/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g位)
[具] チャーシュー2種、メンマ2種、味玉、刻み葱2種
 
 
麺響 松韻からの連食です。

秋田市に移動したが、時間に余裕がなく、ちょっと郊外の当店ならと昼過ぎに訪問。
ちゃぶ屋 本店
ご出身で創作麺工房 鳴龍の立ち上げにも携わった田村店主が、2015年に故郷能代にオープンさせた柳麺 多むら
その
2号店として本年春オープンの新店である。
 
 
 
30名以上は座れそうな店内は満席だが、すぐに座れるだろうと食券を購入。
 
 
その直後、券売機の陰で気付かなかった店内待ちシートに10名様お待ちなのを見つけ、唖然とする。
持ち時間は30分。
幸い10分でカウンター席に案内され、その10分後に着丼と、回転の良さに救われた。
 
 
 
スープ
強めの煮干がジュワッと寄せ、穏やかなビター感を伴う旨味が鼻腔に充満する。
すぐに奥底から湧き上がるような貝の旨味が、余韻にじんわりと絡んでいく。
薀蓄によれば、大量の煮干を一晩水出しし、エグミや苦味を抑えてじっくりと旨味を抽出。
合わせる塩ダレには大量のアサリ、牡蠣、ホンビノス貝を仕込んであるとのこと。
塩ダレの貝をここまで強く感じさせてくれるお店はそうはない。
動物系は不使用と思われるのに分厚さもハンパなく、渾然の出汁感となって押し寄せる。
いやあ、美味しい。
 
 
 

エッジの効いた中細ストレート
正直「柳麺」から連想する流麗な細麺とは異なり、ちょっと残念。
それでも舌歯をしなやかに撫でていく食感は楽しめるし、スープの絡み、風味の豊かさも上々。
まだ自家製麺ではなさそうだが、いずれ自らの手で柳麺を打って欲しいものだ。

 

 
 

チャーシュー2種、メンマ2種、味玉、刻み葱2種。

チャーシュー肩ロースの焼豚タイプとバラロール煮豚が3枚ずつ。
 
 
前者は程よい歯応えから滲み出る肉の旨味が素晴らしく、後者は赤身・脂身のバランス良いヤワトロ食感を楽しませてくれるもの。
デフォでも1枚ずつ載っているようだが、これが
2枚ずつ追加で120円とは即買いである。
 
 
 
メンマはコリッとしたものとシニョリ軟らかな穂先と2種を配し、も白髪状と小口切り青葱と手抜りない。
味玉
はやや早熟のトロ~リタイプで、仄かな甘さに癒される。
 
 
■ 感想など
大箱だからとハードルも上げずに来たせいもあるが、このレベルの高さには驚いた。
しかも思いがけず、当店で
田村店主にお会いできるとは。。。
関東の方ならお分かりだろうが、ショッピングセンターの傍らの立地といい、ラーメンの質の高さといい、
麺や 虎徹を彷彿とさせる。
そんなお店に秋田で出会えたことに、かなり感動してお店を後にした。

 
ご馳走さまでした。