中華蕎麦 志 @ひたちなか市 ～「煮干そば（白醤油）＋肉増し」

中華蕎麦  志

ひたちなか市

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【注文】煮干そば（白醤油）＋肉増し

【価格】 750円＋250円

[訪問時期] 2017年6月下旬（平日） 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 煮干/清湯
[味] 白醤油
[麺] 細麺（150g位）
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、黒ばら海苔、刻み玉ねぎ、水菜

「味世屋食堂」からの連食です。

一軒目から2時間近くのインターバルを取っての訪問だが、一応連食と申告しておく。
オープンから約1年、煮干の名店としてブレイクしつつあるお店で、気になっていた。
とは言っても、平日の午後1時に先客は1名のみと少し寂しい。

券売機には濃厚煮干や背脂煮干、ブラック、イカスミなど、汁そばだけでも結構なバリエーションのボタンが並ぶ。

初回はまず淡麗と思しき標題を白醤油バージョンで、評判の良いチャーシュー増しでいただくことにする。
ほどなくご対麺。

■ スープ
ジュワッと寄せる煮干の風味を、円やかで仄かに甘い白醤油がソフトに包み込んで余韻へと。
その余韻に残り続けるビター感が堪らない。
煮干と白醤油の組み合わせは経験に乏しいのだが、この相性の良さはちょっと目から鱗の思い。
雑味を感じないふくよかさからは丁寧な抽出作業が窺え、少量の動物系が支えているような安定感もある。
評判のほどが分かる美味しさだ。

■ 麺
煮干スープに良く使われる中細低加水タイプ。
券売機上にもチラッと麺箱が見えるが、外見やザクパツ食感からすれば菅野製の麺だろう。
やや硬めの茹で加減で際立った麺キャラは、このスープにはやはり鉄板の相性。
麺量は150g前後かと。

■ 具
チャーシュー3枚、鶏チャーシュー3枚、黒ばら海苔、刻み玉ねぎ、水菜。

肩ロースのレアチャーは、しっとり食感も肉の旨味も納得の旨さ。

こちらもレア調理と思われる鶏チャーシューは、逆にジューシーさに欠けている感じがした。

肉増しは豚鶏各々2枚が追加となっているのだろうか。。。過去レポを見ても良く分からない。
個人的にはどちらか選択して増せるようになると有り難い。

風味豊かな黒ばら海苔はニボスープに磯感の深みをもたらすが、早く拡散しすぎると、ピュアな煮干を楽しめなくなるので要注意だ。

■ 感想など
オーソドックスな淡麗煮干で、今となっては特に珍しくもないタイプではあるが、丁寧さと白醤油との相性がかなり満足感を高める。
この技術がベースなら、アレンジメニューも安心して食べられそうだ。

ところで当店、つい数日前に二毛作営業でJ系店「豚そば KOKOTON（こことん）」を始めたようだ。
店主さんの創作意欲とその引き出しの多さは、今後も注目に値するだろう。

ご馳走さまでした。