Handicraft Works @八潮市 ~「和風醤油特製そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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八潮市(八潮)

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【注文】和風醤油特製そば
【価格】 980円(特製130円含む)
 
[訪問時期] 2017年6月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+魚貝/清湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺(130g)
[具] チャーシュー2種、味玉、筍細切り、すだち、刻み葱、揚げ葱
 
 
再訪は夜営業が始まったらと構えていたが、待ちきれずに週末昼ランチで。
11時過ぎの到着で先待ち1名、5分ほど早開け時のシャッターズ15名ほど。
 
 
本来はシュラスコ&ビールと行きたいところだが、生憎今日は車で来てしまった。
自宅から車だと15分、電車は歩き含めて40分なので。。。覚悟の選択だったが、鶴尾さんが捌く肉を見ると大いに後悔する。
まだ麺類メニューは増えていないようで、クラシック&ワイルドモンスターの油そばと和風醤油そばの2本立て
 
 
今日は未食の汁そばを特製バージョンでいただく。
 
 
 
スープ
山水地鶏他の丸鶏、比内地鶏のガラに四元豚を加えた動物系と、利尻昆布・伊吹いりこ・手火山式鰹節・蛤・穴子等の魚貝を合わせたもの。
醤油カエシは淡口・濃口5種に魚醤いしるをブレンドしてあるらしい。
 
 
ブワッと先行する鶏の旨味芳醇な醤油が包み込み、じんわりと湧き上がる魚貝感を携えて余韻へと続いていく。
そこそこ強めな醤油と、それをものともしない鶏出汁の主張が高い次元で拮抗。
それを支える魚貝や、揚げ葱によるアクセントも加わった複雑で分厚い旨味に、グイグイ引きずり込まれて行く。
 
 
 

やや扁平でエッジの効いた中細ストレートは、以前「Noodle Lounge~醤~Hishio」で使用していた麺とよく似たタイプ。
6月頃から自家製麺に切り替え予定とのことだが、おそらく未だ菅野特注麺なのだろう。
しなやかさ、弾力性、歯切れの良さと、表情豊かな食感と風味で、スープに確りと対峙。
この安定感のある麺を、どのように変えていくのか興味あるところだ。
麺量は130g。
 
 
 

チャーシュー肩ロースの低温調理が3枚と、もも肉あたりの吊るし焼きが2枚。
両者とも秀逸だが、特にスープの熱が適度に入った肩ロースは、唸るほどの蕩け具合と美味しさだった。
 
 
 
細切りにされた筍のコリコリ感も堪らない。
どんな種類の筍なのか分からないが、このタイプとは初めて出会った。
 
 
黄身の味濃い味玉、縦に裂かれて風味豊かな九条葱、そっとアクセントを添える揚げ葱やすだちなど、全ての具に拘りが感じ取れるのは、草加時代と些かも変わらない。
 
 
 
■ 感想など
丸鶏中心に多様かつ上質な素材を大量に使うスープ、硬軟の表情豊かな麺、ひと手間加えた拘りの具。
Noodle Lounge~醤~Hishio」の醤ソバを彷彿とさせながら、やや醤油感を抑えたり焦がし葱を配したりと、進化が見て取れる逸品だった。
次回こそは夜、飲みに伺おう。
 
ご馳走さまでした