活龍煮干そば専門店 にぼしのなみ
つくば市
【注文】濃厚煮干しそば
【価格】 800円
[訪問時期] 2017年5月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+煮干/白湯
[味] 醤油
[麺] 細麺(140g位)
[具] チャーシュー、メンマ、海苔、刻み玉ねぎ
「松屋製麺所」からの連食です。
此方も今更ながらの初訪問。
土曜のお昼チョイ前なので、並び3軒とも結構混んでいると予想して来たが、意外にもどの店前にも待ち客はいない。
店内に入ると先客2名。
久々に濃厚系の煮干気分だったので、券売機で躊躇せずに標題を選択する。
3分ほどでご対麺となった。
■ スープ
如何にも濃厚そうな色合いだが、粘度はほとんど感じない。
煮干がガツンと先制パンチをくれるが、すぐに重厚円やかな鶏白湯が包み込んでいく。
かつてなら尻込みするようなニボ感だが、今となってはこの苦みと微かなエグミが心地よい。
と言うより、思っていた以上に厚い鶏白湯に、ニボ感が若干抑え込まれているようにも感じる。
まあ、マニア仕様になる一歩手前で寸止めなので、広く受け入れられそうな作りではある。
■ 麺
つくば製麺製の細ストレート。
やや硬めの茹で加減で歯応えが強調されているが、パツパツとまでは行かない、ソフトな弾力性も若干感じさせるタイプの麺。
食感、小麦風味共に、濃厚ニボスープに確りと対峙している。
麺量は130g~140g程度に感じた。
■ 具
チャーシュー、メンマ、海苔、刻み玉ねぎ。
チャーシューは釜焼きっぽい肩ロースで、適度な歯応えから滲む肉の旨味は堪らない。
極太メンマはサクッと歯が入るのに芯はコリコリで、その食感のコントラストが楽しかった。
玉ねぎはもう少し多いと嬉しい。
■ 感想など
そこそこヘビーなド煮干ながら、鶏の支えを厚くして上手くバランスを取り、誰にも食べやすい仕上がりになっている。
個人的には、もう少し煮干の主張を感じたかった気もするのだが。
次回はあっさり系の「純煮干し」で、ピュアなニボ感に触れてみたいと思う。
ご馳走さまでした。