ちばから 渋谷道玄坂店
渋谷区(渋谷・神泉)
【注文】ミニらーめん
【価格】 780円
[訪問時期] 2017年5月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚鶏/白湯/醤油
[コール] にんにく、ねぎ
[麺] 平打ち太麺(200g)
[具] チャーシュー、茹で野菜、ねぎ、刻みにんにく
「麺屋 坂本01」からの連食です。
麺友さんと電車を乗り継ぎ、渋谷の店前に着いたのが12時20分。
店前に30人ほどの行列、20mほど後ろの路地に10名の塊。更に店内待ち7名。
ざっと50名弱の待ち客に気が遠くなるが、待つこと2時間で何とか着席。
厨房内では本店の長谷川店主が麺上げとスープをワンオペ。
常時5~6名のスタッフの中で十手観音の如き奮闘だが、回転には限界がある。
先のお好みはデフォルト、後のお好みは「にんにく、ねぎ」をお願い。
ほどなくご対麺。
■ 具
チャーシュー、茹で野菜、コールしたねぎ、刻みにんにく。
圧巻はやはりバラロールの「神豚」チャーシュー。
ミニらーめんは豚1枚と謳いつつ、端肉もサービスしてくれる。
外巻き部分はフワトロ、内巻きは若干の歯応えで肉感溢れる二重構造。
ジューシーさ、肉感、赤身と脂身のバランス何れも最高レベル。
個人的には味付けが薄めだと一層嬉しい。
茹で野菜はキャベ率そこそこで、割りと浅茹でのシャキシャキ食感タイプ。
増してもらったねぎが良い苦味を演出する。
■ 麺
平打ち幅広のうねる太麺。
中西食品の麵箱からちばから麺箱に入れ替えていたので、おそらく「蕎麦ちばから」を踏襲しての委託か。
この系統でデポ茹でというのも珍しい。
加水高め、茹で加減は若干軟らかめで、ニュルシコモッチリな食感。
麺量はミニで200g、因みにノーマルは300gとのこと。
■ スープ
トロットロに乳化したスープは、豚鶏の旨味とコクが溢れる超濃厚タイプ。
ちばかららしい尖りのない醤油カエシも、絶妙ジャストな塩梅。
円やかさが際立つスープと刻みにんにくのピリッとした刺激との、「飴とムチ」的な感覚に翻弄される。
カエシのパンチでグイッと引っ張るタイプではないので、若干大人しく感じる方もいるだろうが、これほど濃厚なのにスイスイ飲めてしまうのはオジサンには有難い。
■ 感想など
朝方の並びが思ったよりスローだったので突撃してみたが、流石にピークタイムの並びは強烈だった。
本店と異なる細長い厨房を行き来する長谷川店主がとにかく大変そうで、今後どんなオペ体制を敷くのか気になるところだ。
ラーメンは相変わらず旨い!のひと言。
落ち着いた頃に、油そばやつけ麺もぜひ食べに来たい。
開店誠におめでとうございました。
ご馳走さまでした。