支那そば なかじま @高崎市 ~「わんたんそば(しお)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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支那そば なかじま
高崎市(北高崎)


【注文】 わんたんそば(しお)
【価格】 870円(わんたん150円含む)

[訪問時期] 2017年3月中旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 鶏/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g強位)
[具] チャーシュー、わんたん、メンマ、揚げ葱、刻み葱



群馬にワープして開店20分前でポール獲得。
開店時のシャッターズは7名で、その後5分ほどで店内待ちが発生する人気ぶり。
店主さんは支那ソバ かづ屋ご出身とのことで、大好きな系統だけに期待が高まる。




この系統では麺上げから盛り付けまでの作業を眺めるのが大きな楽しみでもあるのだが、指定された座席が最奥で、店主さんからは遠い位置。
これだけが心残りだった。
程なく、正に「たんたん亭系」ビジュアルの一杯が登場する。



スープ
煮干や節系魚介がフワッと寄せて、それを鶏主体と思しき動物系が丁寧に支える。
八雲と比べると、和出汁魚介感が僅かに前面に出ているバランスだろうか。
塩気も穏やかで、雑味なく旨味だけが凝縮された出汁感は上品かつ力強い。
散らされた揚げ葱はスープの邪魔をせず、アクセントだけをそっと添える感じ。
じんわり染み渡るような奥深いスープに、思わず溜め息が漏れる。





自家製やや細めの全粒粉入りストレート。
しなやかな口当たりで、華奢に見えて案外確りした歯応え
極上スープに風味を落としながら、喉を滑り落ちる感覚が堪らない。
麺量は150gをやや上回るように感じた。





チャーシュー2枚、わんたん4個、メンマ、揚げ葱、刻み葱。

叉焼はやや小ぶりながら肉の旨味に溢れ、周囲に塗られたはちみつの甘味が良く似合う。



てるてる坊主タイプのわんたんは、生姜が香る肉餡の美味しさも、チュルチュルな薄皮もストライク。




どちらも「たんたん亭系」の奥義を十分に感じさせる逸品だ。



メンマのジャキジャキっとした強めな食感も印象的だった。



■ 感想など
スープ、麺、具全てに隙がない極上の一杯を堪能。
この一杯が870円で食べられるのは素晴らしい。
退店時には中待ちが10名を超えており、平日なのに大人気なのにも納得だった。

最近八雲や当店で、改めて「たんたん亭系」のラーメンの美味しさを再認識。
総本山を含めて、未訪の同系店を巡りたいものである。

ご馳走さまでした




支那そば なかじま
群馬県高崎市飯塚町1190-4 東金井県営住宅1F

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