キリンキッチン
松戸市
【注文】 ラーメン
【価格】 750円
[訪問時期] 2017年3月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+魚介/清湯
[味] 醬油
[麺] 中太麺(180g位)
[具] チャーシュー、メンマ、海苔、刻み葱
[その他] カレーミニ(300円)
休日、たまには地元の未訪店へと、昨年オープンの当店へ。
流石に週末お昼時の松戸南部市場はガラーンとしているが、食堂棟の当店は営業中。
外看板を見ると、ミートソースやカレー、ハヤシライス等の下にラーメンの表示。
ラーメン推しではないのかと不安になるが、店内券売機では最上部の大ボタンをラーメンが占めている。
優しげな店主さんが接客を担当され、調理専任スタッフが1名。
程なく、サイドで注文した「カレーミニ少なめ」に続き、ラーメンが登場する。
■ スープ
鶏ガラベースの清湯で、おそらく野菜由来と思われる半濁にやや多めの油。
何かが突出する訳ではなく、結構混沌とした出汁感。
やや甘な醤油も特徴的で、あっさりと言うよりまったり寄せるタイプだ。
滋味深くホッとするような優しいスープは悪くないのだが、もう少しだけキリッとした輪郭が欲しいか。
■ 麺
中太ストレート。
ツルシコモッチリの典型的な多加水タイプで、風味も良く美味しい麺なのだが、ややスープに勝っている気がしないでもない。
麺量は180g超は有りそうで、カレーと合わせてかなり腹パンになった。
■ 具
チャーシュー、メンマ、海苔、刻み葱。
チャーシューは大ぶりなバラロール煮豚で、ヤワトロ系食感も味わいもまずまず。
他の具はアベレージだが、全体としてはシンプルに良くまとまっていると思う。
特製を注文すると牛スジが載るらしく、せっかくなので食べてみたかったと後悔。
■ 感想など
小綺麗な市場内の洋食堂といった印象のお店だったが、提供されるラーメンはかなり拘りを感じさせる。
ホッと落ち着く味わいとこのボリューム感は、市場関係者に喜ばれるだろう。
市場から見ると食堂棟の裏手側にあたり、一般客に認識されにくいロケーションをどう克服していくかが鍵になりそうだ。
因みに、サイドで頼んだカレーミニは鶏基調の欧風タイプで、中々美味しかった。
ご馳走さまでした。