創作麺工房 鳴龍 @豊島区 ~「塩チャーシュー麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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創作麺工房 鳴龍
豊島区 (大塚)


【注文】塩チャーシュー麺
【価格】 1050円(チャーシュー250円含む)

[訪問時期] 2017年1月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g位)
[具] チャーシュー2種、メンマ、白髪葱、刻み青葱、揚げ葱



世界の☆店に名を連ねてから初めての訪問。
午前半休の日に並んでみると、定刻開店時のシャッターズは約35名。
これでも最近では緩いほうなのだろうか・・・それにしても外国人の方々が目立つ。



開店と同時に、斎藤店主に遅ればせながらのお祝いを申し上げる。
ご夫婦共に体調が優れないとのことで、お疲れのご様子なのが心配だ。
券売機には「当面の間、店内連食はご遠慮頂きます」との貼紙。



斎藤店主の手捌きはいつも通り鮮やかで、やがて珠玉の一杯が登場する。




スープ
鶏主体の動物系をベースに、20種類以上という素材による重層的な旨味がじんわり迫る。
複雑でコク深い出汁感を掻き分けるように、牡蠣と思しき貝出汁が余韻に絡んでいく。
その素晴らしい余韻に浸りながら、やはり鶏と牡蠣が主役だと今日も感じる。
因みに牡蠣が苦手な麺友さんは、醬油は全く問題ないが、牡蠣出汁を感知しやすい塩はNGだと言う。
塩は幾分か円やかになっただろうか。
優しくも力強く、滋味溢れる素晴らしいスープだ。
この極上スープの出汁感を最後まで味わい尽くすには、揚げ葱のアクセントは不要なのではと、今日初めて思った。





自家製、全粒粉入りの中細ストレート。
うっとりするほどの啜り心地と喉越し、出汁感ごと拾い上げたスープに落とす小麦の旨味
もう素晴らしいとしか言いようがない。
麺量は150gとのこと。




チャーシュー2種、メンマ、白髪葱、刻み青葱、そして上述の揚げ葱



チャーシュー肩ロースのレア仕上げと、これもセミレアなバラ肉のロースト
それぞれ3枚ずつで、かなり食べ応えがある。
チャーシュー麺を食べたのは初めてだが、レア状からスープ熱が入った状態までの、食感と旨味の段階的な変化を存分に楽しめた。




サービスいただいた味玉は、半熟加減も薄甘な味付けもストライク。



■ 感想など
当店の清湯は醬油も塩も同じスープを使っているが、アプローチは真逆と捉えている。
前回も触れたが「芳醇な醤油を出汁の旨味が支える醤油拉麺」、「出汁の旨味をMAXに感じさせる塩拉麺」
☆を獲得したからと言うわけではないが、塩は更に円みを帯びて出汁感も高まった気がする。
普段心地好かった揚げ葱をやや邪魔に感じるほど、素晴らしかったということだ。
次回、揚げ葱は抜くか別皿で試してみたい。

ご馳走さまでした。




創作麺工房 鳴龍
東京都豊島区南大塚2-34-2 SKY南大塚1F

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