麺処 あす花 @港区 ~「らーめん+味玉子」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺処  あす花
港区(新橋)

【注文】らーめん+味玉子
【価格】 750円+100円

[訪問時期] 2016年9月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+魚介/清湯
[味] 醬油
[麺] 細麺(140g位)
[具] チャーシュー、味玉子、海苔、ホウレン草、刻み葱2種



外出ついでに久々の昼麺活。
5月オープンのお店だが、晩夏に情報通の麺友さんがレポ上げし一気にブレイク。
茨城からもレビュワーさんが訪れるようになったのは、らーめんの美味しさかそれとも。。。



新橋駅近くの「東京酒場 一八屋台」での、昼間僅か2時間の間借り営業スタイル
暖簾をくぐると、店主明日香さんが素敵な笑顔で迎えてくれる。
メニューはノーマルと辛系の醬油らーめん2種類



標題の食券を店主に渡す時も、サービスの炊き込みご飯をお願いする時も、何故かはにかむ自分が居る。
程なくの着丼は、もちろん店主さんと記念撮影。




スープ
鶏ガラ主体に昆布等の乾物系魚介が支えるあっさりスープ。
ひと口啜ると、これが疲れた身体に染み渡るようでしみじみ美味しい。
主張の穏やかな醬油に僅かに感じる甘味も、自分のジャストバランス。
「美味しい」思わず呟くと、「普通のらーめんですよ」と返って来る。
いやいや、「普通のラーメンの最高峰」を目指す休業中の名店ではないが、普通のらーめんで美味しいのが結局心の奥深くに響くのである。
その名店にもどこか通じる、優しく美味しく、丁寧に作られたスープだ。




細めなストレート麺で、厨房内には「あさひや」の麺箱。
当初はやや硬茹でで歯への抵抗感があったが、すぐに滑らかなな啜り心地になり、最後までダレることもなかった。
スープとの相性は上々。
麺量は150gあるかどうかといったところ。




チャーシュー、味玉子、海苔、ホウレン草、刻み葱2種。



チャーシューはバラロールの煮豚タイプで、結構な厚み。
赤身と脂身のメリハリある食感も、スープに馴染む薄味も良い。
やや熟れ気味の味玉子は個人的にジャスト。




ホウレン草、2種の刻み葱をいただく途中に、それを刻む店主さんの姿が目に浮かんでしまうのは自分だけだろうか。



■ 感想など
炊き込みご飯がサービスされるので、プチ盛りでいただくことにした。
らーめんのスープで炊いたとの薄甘味のご飯は、当然ながらベストなお供。



訊けば店主さんは「せたがや」系での修行経験があるとのこと。
知人のお店を間借りしてオープンさせたそうだが、仕込み時間にも制約があって苦心されてるようだ。
作るらーめんは何とも心に響く
店主さんの存在を抜きにしても、この一杯は自分の嗜好にピッタリと嵌まり、ホッと落ち着く。
かなり美味しい普通のらーめんを食べたい方には、心からオススメしたい。

ご馳走さまでした~