小美玉市（羽鳥）
【注文】わんたん中華
【価格】 800円（わんたん100円含む）
[訪問時期] 2016年7月下旬（休日） 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 鶏/清湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺（150g位）
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、ワンタン、メンマ、海苔、チンゲン菜、刻み葱
「麺や 虎徹」からの連食です。
今日は行方から思い切って北上し、以前からの宿題店に初訪問。
宿題メニューは「鶏そば」でしたが、提供休止から数年経ってしまったのでそろそろ諦めて別メニューで。
12時半の到着で先客6名、後客5名と満席にはならずとも客足は途絶えません。
曜日代わりのメニューと聞いてますが、今日は中華そば（醤油）とタンメンの2スープが軸。
わんたん入りを口頭注文し、5分弱でご対麺となります。
■ スープ
芳醇な醤油が適度に主張し、鶏がじんわりと支える王道系のあっさり醤油。
特筆するようなキャラは存在しませんが、味わいもバランスも良くかなり引き込まれるスープです。
店内には「食材の都合によりH28・7・8付で中華そばの内容を変更」とのアナウンス掲示。
店主さんと常連さんとの会話によれば、それまで使っていた豚が夏痩せしてどうにもならず、仕方なく県内の軍鶏中心のスープに変更したとか云々。
確り炊き込まれたノスタ系スープは美味しかったですが、常連さんの雰囲気は変更をややネガティブに捉えてるようでしたかね。
■ 麺
自家製の中細ストレート。
やや多加水でツルシコモッチリの典型のような啜り心地と食感。
王道の鶏中華スープにはお似合いのタイプですね。
麺量は標準的な150g程度でしょうか。
■ 具
チャーシュー、鶏チャーシュー、ワンタン、メンマ、海苔、チンゲン菜、刻み葱。
4つほど載ったワンタンは生姜の効いた肉餡はやや小ぶりながら、薄皮のチュルチュル感は心地好し。
軟らかな赤身中心のロースチャーシューは香ばしい炙りも入って美味しく、鶏チャーシューもしっとりジューシー。
その他にも多彩な具が散りばめられ、価格の割りには結構楽しめる内容です。
■ 感想など
住宅街の一角にポツリと佇むお店は、失礼ながら強豪ひしめく茨城県で現状12位にランクされている店の風情ではありません。
ところが今回、従来の仕様ではないにも関わらず、提供されたラーメンの質は紛れもなく一級。
当店の実力を感じ取るには十分だし、このギャップがまた堪りません。
それでもこの手の一杯であれば巷に珍しくないし、恐らく今まで当店が名声を博してきたレベルでは無いのでしょうね。
ベストな食材で作られた、当店ならではの一杯にも触れてみたいですね。
ご馳走さまでした～
