麺や でこ
川崎市中原区(新丸子)
【注文】 二周年限定☆鮭節そば
【価格】 900円
[訪問時期] 2016年6月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鮭節+煮干/清湯
[味] 醤油
[麺] 中太麺(140g位)
[具] チャーシュー、メンマ、キャベツスプラウト、刻み葱
[別注文] 和え玉(200円/鮭節、鮭フレーク、チャーシュー、刻み葱)
★このメニューは当日限定で、現在は提供されていません。
でこさんの二周年限定をいただきに。
10時前の到着でシャッターズ12番、神奈川の濃いめの方々が集われてますね^^
本来の記念日より1ヵ月遅れてのイベントで、「鮭節そば」130杯、和え玉80杯が予定されてましたが、結果各々20杯ほど増やしたようです。
10時20分に中島店主が謝恩のご挨拶、ほどなく「暑い日だから」と超嬉しい30分の早開けでオープニングを迎えました。
因みにこの時点でのシャッターズは約30名。
ギリ一巡目に滑り込み、お友だちとテーブル席に陣取ります。
■ スープ
今回は尻手の「いのうえ」さんのご協力で、初めて動物系オフに挑戦してみたとのこと。
大量のかえりいりこと鮭節を羅臼昆布、干し椎茸と共に水出しし、エグミが出ない様低温で炊き出したスープ。
「かえりいりこ」とは若魚の煮干で、苦味が少なく食用にも供され、値段も高めらしいですね。
醤油ダレも鮭醤油をブレンドしてあり、啜ってみるとジュワッと溢れ返る鮭出汁を苦味の少ない煮干がじんわりと支える仕様。
これだけ強めに鮭を主張させながら、穏やかに旨味だけが冴え渡ってます。
かえしいりこや醤油ダレに潜んだ他の節系等が鮭の暴走的君臨を封じてるようで、この辺りのバランスはかなり秀逸。
欲を言えば塩気はもうチョイ抑えめでも良いと思います。
■ 麺
今回の限定専用に特注したやや太めなストレート。
太めなムギュパツ低加水麺を合わせてきたのには、意表を突かれましたね。
この強さの麺が、淡麗系スープに勝ち越すことなくベストマッチなのにも驚きですよ。
それほどスープが濃密なんだと、振り返って再認識した次第。
女性スタッフに尋ねたら麺量は130gとのことでしたが、もうチョイ多めに感じました。
■ 具
チャーシュー、メンマ、キャベツスプラウト、刻み葱。
レアピンクが美しいチャーシューは肩ロースのコンフィ。
食感も肉肉しさも一級品ですね、これは。
角材タイプのメンマはジャキコリの強い食感で、ちょっと歯に詰まりやすいけど、インパクト有りましたね。
■ 和え玉
中盤を過ぎたあたりで和え玉をコール。
この後の予定も考えて、お友だちとシェアしましたよ。
麺はおそらく「鮭節そば」と同じ特注中太麺で、歯応えの強い低加水タイプ。
贅沢に載せられた鮭節と鮭フレークが、汁そばとも異なる上品な鮭フレーバーをダイレクトに伝えてきますよ。
これは初体験な味わいでメッチャ旨。
そのまま食べたり、スープに浸して鮭感を極めたり。
■ 感想など
鮭を使ったラーメンはその本場北海道に幾つかあるようですが、関東では極々一部の店に限られてますね。
自身は「麺や 蒼」でのそこはかとない鮭節を味わったことがあるのみ。
これほど濃厚な出汁感で、鮭に強い主張をさせながら穏やかにまとめるには、かなりの苦労が有ったのではと推察します。
二周年を機にした「初めての動物系オフ」へのチャレンジ、まずは成功と言って差し支えないでしょう。
中島さん、二周年おめでとうございます。
次回はお酒でもいただきに、ゆっくりと伺いますね。
ご馳走さまでした~