寛~くつろぎ~ @富士見市 ~「煮干そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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~くつろぎ~
富士見市(鶴瀬)


【注文】煮干そば
【価格】 700円

[訪問時期] 2016年6月上旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 煮干/清湯
[味] 醤油
[麺] 細麺(150g位)
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、三つ葉、刻み葱



らぁめん屋 カネキッチンからの連食です。

朝霞から鶴瀬までガタンゴトン、本年4月オープンの新店へ。
店内は某有名店ご出身の店主さん、そしてお母様でしょうか。
もう14時近くで流石に先客はゼロ・・・でもその後パラパラと6名の後客がありましたから、確りと根付いてる様子です。




まず丼内にスープを作り、それから麺茹でにかかる作り方。
見ると細い低加水麺のようなので、「写真を撮るのに時間がかかって」と硬茹でをお願いし、快く受けていただきました。
ジャスト30秒の茹で時間、具材を丁寧に盛り付けてからのご対麺。




スープ
雑味ないピュアな煮干がじんわりと染み入ってくるような、あっさり淡麗醤油
かなり丁寧丹念に取られた煮干の旨味が心地好く拡がり、控えめな淡口醤油がそっと優しく後押し。
切れ味良い醤油の輪郭がスッとフェイドアウトした後に、鼻腔に残る煮干の余韻にうっとり。
スープを先に完成させてから麺茹でに入る製法は、ニボ感を引き出す最適の温度管理でしょう。
出汁には動物系は不使用ですが、香味油は自家製ラードをお使いとのことで、クセのないラードがニボ感を損壊させること無く、穏やかにコクを提供。
ホッと落ち着く美味しいスープですね。




全粒粉入りの細めストレートで、三河屋製麺製とのこと。
前述の通り30秒の硬茹でで、写真を何枚か撮り終えてジャストなのは嬉しい限り。
諸兄のレポには「やや軟め」との論調が多いですが、今日はザクパツな食感が冴えてたし、スープとの相性は勿論上々です。
麺量は標準的な150gあるかどうか。





チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、三つ葉、刻み葱。



チャーシューはレアピンクが眩しい肩ロースの低温調理。
ちょっぴりスジが当たるのが気になりましたが、レア食感も味付けもほど良いものでした。
鶏チャーシューは皮付きムネ肉で、こちらはもう少しレア感があったほうが良いかも。



メンマ! 特に変哲ないように見えますが、このコリコリ感、スープと馴染みやすい薄味の付け方は気に入りましたよ。
香り高い三つ葉は、この淡麗繊細なスープには個人的にちょっと。。。な感じ。



■ 感想など
丁寧な作り込みが伝わる淡麗煮干、美味しかったです。
言ってしまえば何処にでもありそうなタイプなんですが、これだけ淡い醤油でピュアな煮干を堪能できるお店はそうは無いはず。
豚×魚介のWスープとのデフォ醤油は、あっさりジンワリな煮干に比してややコクマロ系なんでしょうか。
いずれいただきに上がるつもりです。

ご馳走さまでした~