麺処 いぐさ @埼玉県伊奈町 ~「限定☆鶏白湯煮干」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺処 いぐさ
伊奈町(蓮田)


【注文】限定☆鶏白湯煮干
【価格】 810

[訪問時期] 2016年3月上旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 鶏+煮干/白湯
[味] 無し⇒アンチョビペースト味
[麺] 中細麺(140g位)
[具] チャーシュー、メンマ、海苔、カイワレ、刻み葱2種

このメニューは、常時提供されているものではありません。



中華そば よしかわからの連食です。

「よしかわ」さんにシャッターした麺友さん6名で相談し、皆で2軒目に行っちゃうことに。
カーナビに遠回りを強要され遅れて到着すると、皆さんオーダーもしないで待っていてくれました。AZS!




「今日は鶏白湯煮干があるはず」と常連さんたちの情報でしたが、店内のどこにも掲示されてませんね。
店主さんに聞いてみると有るとのこと、裏限定みたいな存在でしょうか。
即断で飛び付きましたが、お陰さまでこれが大変貴重な体験に繋がります^^




スープ
かなり濃厚な鶏白湯ベースに、ガツンと強めの煮干。
これだけ粘度の高い鶏白湯に全くヒケを取らないニボ感で、それを象徴するのが「カエシOFF」という事実
そう、カエシを使わずに煮干の塩分だけで仕上げてあるスープです。
一般的な仕様と比べてかなり穏やかで上品な味わいですが、お陰で鶏と煮干がガッチリと拮抗してるのが良く分かりますよ。




別添えでアンチョビペーストと煮干粉
アンチョビペーストの塩気をカエシ代わりに、更にニボ感を高めたい場合には煮干粉を、自分の好みに応じて調整して行く仕掛けです。



アンチョビの魚醤にも通じる風味とコクが、鶏と煮干のせめぎ合いの真ん中に突き刺さる感覚。
下の写真のように少~しずつ足していくことで、塩分濃度と出汁感の関係性が手に取るように伝わります。
いやいや、美味しいし面白いし^^




カネジン製の中細、やや太めのストレート
茹で加減はやや硬め。
滑らかシルキーな口当たりですが、意外にしっかりした歯応えと弾力性
濃厚なスープに負けず、存在感ありますね。
麺量は140g程度。




チャーシュー、メンマ、海苔、カイワレ、そして刻み葱2種。



チャーシューは煮豚バラとローストポークの2択で、今回は後者を選択しました。
レア食感、旨みの凝縮、薄めの味付け、好みのタイプですよ。
メンマはメリハリの効いたシナコリ食感。
薬味類も充実の布陣ですが、欲を言えば刻み玉ねぎをシャリッとやりたいところでしたね。



■ 感想など
煮干のナチュラルな塩気のみで食べるラーメン、私は初体験でしたよ。
煮干を大量に使った上にカエシやタレを加えたら、そりゃ塩気が高くなるはず。
そんなことを身を持って確認できる、貴重な機会でした。
アンチョビペーストをカエシ変わりに使うアイデアも斬新
いやあ、この限定が食べれて良かったです。

ご馳走さまでした~