真鯛らーめん 麺魚 @墨田区 ~「特製濃厚真鯛らーめん+真鯛雑炊丼 (小)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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真鯛らーめん 麺魚


【注文】 特製濃厚真鯛らーめん+真鯛雑炊丼(小)
【価格】 1100円(特製250円含む)+200円

[訪問日時] 2016年1月下旬(平日) 昼
[店内状況] 開店待ち2番目、後客約15名
[注文方法] 券売機にて
[味] 鯛+鶏/白湯/塩
[麺] 中細麺(150g位)
[具] チャーシュー、味玉、小松菜、海苔、鯛ほぐし身、柚子皮、刻み玉ねぎ、刻み葱



先週に引き続いて2回目の訪問。
午後から近くで会議があるので、お誂え向きのシャッターチャンスです。



開店直前に2番手につけたと思ったら、暖簾がかかるまでの数分間に一巡目は埋まってしまいます。
今日の狙いは「濃厚真鯛」
前回チャーシューはじめ具が旨いと感じたので今回も特製をチョイス、もちろん必需品の「真鯛雑炊丼」セットも忘れませんよ!



で、ご対麺!



スープ
前回の「真鯛らーめん」が鯛100%の半濁スープなのに対し、「濃厚」は鶏白湯を10%だけ合わして粘度を上げてるとのこと。
ブワッと迫る鯛のパンチは今回のほうが上なようですが、その濃密さを失わぬままに、鶏が穏やかに包み込んで全体をやや落ち着かせてる感じですね。
言い換えれば、濃厚ながらバランスに配慮された飲み口と余韻
但しそうは言っても、この濃厚な鯛ワールドにじわりじわりと引きずり込まれて、いずれにしてもノックアウトなんですけどね。
これだけ鯛を主張させながら、鮮魚の負の部分は些かも感じません。
これも飛びっきり美味しいスープですね~





カネジン製中細ストレートで、全粒粉配合。
「真鯛らーめん」と同じ麺を使用してるようですね。
広い上げて来るスープの鯛感がハンパなく、それと真っ向勝負できそうな結構強めな麺
茹で加減は前回よりやや硬めに感じましたが、気のせいかな・・・とにかく上々。
麺量は150g位かと思います。




チャーシュー、味玉、小松菜、海苔、鯛ほぐし身、柚子皮、刻み玉ねぎ、刻み葱。
ラインナップとしては「真鯛らーめん」とほぼ同じですが、白湯と相性の良い刻み玉ねぎ等の薬味が追加されてますね。



何といってもチャーシューが美味しいです。
肩ロースのレア仕上げを桜のチップで燻ったもので、食感、風味共にど真ん中。
しかも特製のこのチャーシュー盛り、どうですか!




券売機を良く見ると、味玉の正式名称は「鯛だしSmoke味玉」となってますね。
こちらもチャーシュー同様に燻製処理がされてるようで、更に黄身に鯛出汁を打ち込んだもの。
割ると黄身と混ざり合った鯛出汁がトロ~ンと流れ出て、これがまた旨い。
産地に拘った海苔、小松菜、柚子皮は、濃厚バージョンとの相性も抜群。

麺顔に映るのはこれだけですが、実はチャーシューの下に真鯛のほぐし身が、レンゲの下には微塵玉ねぎと刻み葱が隠れてます。
サプライズでわざと隠してるのかなあ。
ほぐし身は人によっては魚臭さを感じるようですが、幸い私は美味しくいただけました。



真鯛雑炊丼(小)
真鯛のほぐし身、刻み青葱、柚子皮が載った半ライス程度の小碗。



今日は添えられた山葵の他に柚子胡椒をいただき、2様の刺激で。
濃厚バージョンの雑炊も激ウマですね・・・これは毎回食べざるを得ないでしょう。



■ 感想など
「真鯛らーめん」と「濃厚真鯛らーめん」の2種類をいただいて。
前者は隠しようもない鯛がストレートに荒々しく迫る半濁の清湯ながら、口当たりや余韻は比較的すっきり。
後者は僅かな鶏白湯の存在が鯛を際立たせつつ、バランス良くボディーブローのようにじわじわと効いてくるタイプ。
同じ鯛の鮮魚を使いながら、真逆の表現コンセプトが伝わって来るから面白いです。

次回の訪問が今から楽しみです。