麺や 金時 @練馬区(江古田)~「塩ワンタン麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺や 金時


【注文】塩ワンタン麺
【価格】950円(ワンタン230円含む)

[訪問日時] 2015.4.8(水) 11:40
[店内状況] 先客3名、後客5名
[注文方法] 券売機にて
[味] 鶏清湯/塩
[麺] 細麺(150g位)
[具] 鶏チャーシュー2種、ワンタン4、穂先メンマ、白髪葱、青葱



「RAMEN GOTTSU」からの連食です。

次の予定にはまだ少々時間が・・・ということで、江古田で途中下車してもう1軒。
こちらも初訪問です。


入口にTRY受賞のポスターが貼ってありますね。
今回「しお」名店部門で4位入賞、「ミシュランガイド東京」掲載店とも聞いてます。


まあ、毎年の常連ですけど。


そろそろお昼時の良い時間帯ですが、やはり悪天候の影響か店内は予想外の疎ら。
入ってすぐの券売機で評判の「塩」を探しながら、昨晩麺友さんから「金時のワンタンも旨いぜ~!」と教わったことを思い出します。
生涯初のワンタン連食、いっちゃいましょうか。



何と透明で美しいスープでしょうか。
鶏の旨味が凝縮された芳醇なスープが、やや多めな鶏油の香ばしさとコクで更に引き立ちます。


鶏出汁は十分に感じますが、さほど強く主張する訳でもないですね。
鶏は挽き肉だけで出汁取りしてるとか。
塩ダレと相俟った味わいは円やかまったりで、ちょっと経験したことのない仕上げかも知れません。
十分な厚みを感じるのは、魚介の下支えがあるからでしょうか。
とにかく美味しいですよ。


は細めなストレートタイプ。
パツパツ系の低加水かと思いきや、真逆の展開。
ツルッとしなやかに滑り込んだ多加水麺が、モチ~と歯に絡みつきながら心地好く喉に落ちていく感覚。
茹で加減も手伝ってコシは若干ですが、このモチモチ感と喉越しの良さには驚くばかりです。
スープの絡みも良く、ふくよかさを十分に感じ取れますね。
麺量は150g程度でしょうか。


は鶏チャーシュー2種、穂先メンマ、白髪葱、青葱に加えてトッピングのワンタン。

鶏チャーシューはローストっぽい皮付きモモ肉と、ムネ肉辺りの低温調理。
モモ肉は適度に残った歯応えと旨味、皮の香ばしさが印象的で、もしかしたらスモーク仕上げかも。


ムネ肉は低温調理にしては、ややパサ付きが気になりました。


大ぶりなワンタンが4つ。
先ほど「RAMEN GOTTSU」で食べたワンタンも大きめでしたが、こちらが上を行ってますかね。


餡は味付けを抑えて肉の旨味が良く伝わり、練り込まれたクワイのシャリッとした食感がアクセント。
大きな皮に大きくて熱々の肉餡なので、どうやって口に入れるか迷うほどです。
これは絶品ですね。
穂先メンマのコリッとしっかりめな食感も、印象に残りました。


スープの透明感からはキレッキレの飲み口を想定しましたが、実際には切れ味よりも円やかさが印象的でした。
鶏挽き肉から抽出した出汁成分が影響してると思われます。
鶏出汁を標榜する店は多いですが、他店とは異なる何とも味わい深いスープですね。
合わせたモッチモチの細麺にも意表を突かれたし、かなり独創的に計算された一杯に映りました。

もちろん再訪は必ず。


ご馳走さまでした~
満足(≧∇≦)