月に一度は
アート鑑賞をすようにしています。
美術館へ行くこともあるし
個展などを開催している
ギャラリーへ行くことも。
作品の前に立つと
作家さんの想いに触れられ
心が温かくなる感覚が好きなんです。
心理学とアートで
あなたの心をゆるめる
セラピストとしこです。
今回訪れたのは
刈谷市美術館で開催されていた
「new born 荒井良二」へ
〜いつもしらないところへ
たびするのがすきだった〜
荒井良二さんは、
2005年に日本人として初めて
アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を
受賞するなど、
世界的な評価を受けるアーティストです。
彼の幅広い活動は、
絵本だけでなく、絵画、音楽、
舞台美術にまでおよびます。
荒井さんが絵本を描く
きっかけとなったお話しが
とても面白いんですよ。
最初から絵本作家に
なりたかったわけではなく
シンプルに絵を描きたかったそうです。
大学生の時
友人に見せてもらった絵本に刺激され
デザインの道へ。
絵本は、
デザインだと思っていらして、
文字を選んだり、
紙を選んだり、
確かに印刷物ですからね。
絵を描いて
美術館やギャラリーへ
足を運ばなくても、
絵本なら色んな人に
届けられるという想いが
基本的ベースにあったそうです。
そんな素敵な荒井さんの展示会
「new born 荒井良二」を
とても楽しみでしたので
行くことができて本当に良かったです。
今回の展示は、
絵画や絵本原画、イラストレーション、
そして新作となる立体インスタレーションや
愛蔵の小物たちを通して、
その創作活動を紹介されてました。
絵本の原画と独特な文字とで
私たちの心のスーッと入ってくる
さまざまなメッセージ。
絵本の原画は
どれも鳥肌がたちました。
おもしろかったのは、
作業スペースまで
再現されていたんです。
散らかり具合など
なんだか少年のような
ピュアな心をお持ちの方だろうな
ふと感じました。
刈谷市美術館に
併設されている茶室には、
荒井さんが実際描かれた
襖絵も鑑賞できます。
襖絵は圧巻でした！
お庭も散策したあと
絵本を1冊孫にプレゼントしようと
お土産コーナーへ。
悩んで悩んだ結果、
黄色の表紙の
「はっぴぃさん」にしました。
孫も大喜びでした。
ただ1才半の孫には
ちょっと早かったかな〜
3才くらいになったころ
ちゃんと読み聞かせを
してあげたいです(^^)
絵本は
文字と絵との
2つの情報がスピーディーに
目に入ってきてます。
荒井さん独特の
大胆な構図に、
鮮やかな色使い、
そして自由な世界観。
目で楽しむだけでなく
音が聞こえてくる
感覚になったりします。
五感を刺激してくれた
素敵な展示会でしたよ。
◇
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