病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ -6ページ目

特養の工事現場

特養の工事現場で外装がほぼ出来上がってきました。

周囲と調和するような温かみとさわやかさの感じられる色彩で仕上がりました。


これから8月下旬の引き渡しまで、急ピッチで仕上げが進みます。


ところが、職人不足で、たいへんです。


そしてもう一つ資材不足。


発電機の納期が遅れ、工期が実は2か月近く遅れているのです。


現場工事の人たちは 資材職人不足、物価の高騰という3重苦の中で

作業を進めています。


設計者も施主も協力しないとね。




都志デザイン  馬場   www.toshidesign.com

救急棟の工事:小さなお家

工事現場の一角にこのようなものが建っています。一体なんでしょう?


工事はまだ基礎が完了したばかりですが、外壁や屋根、アルミサッシはそろそろ発注をかけなければなりません。


そのためにはもう各部材の色を決定しないといけないのです。


様々なカラーリング案を絵で示すのですが、実際の色は太陽光の下で見ないと分からない・・・。


そこで原寸のモックアップを組み立てて3パターンンの塗装案を実物で作ってもらいました。


金属屋根、外装パネル、サッシ、それぞれ違ったものがこうした並ぶと、何だか小さなお家が並んでいるようですね。


さて、このうちどれに決まるでしょう。

あるいはもっと別の色に決まるかもしれません。






救急棟の工事:ラス型枠

引き続き病院救急棟の工事の様子です。


基礎コンクリートの打設が14日土曜日に行われました。

その前日現場状況の配筋検査に行き、コンクリート打設前のチェックを行いました。


今回の工事では基礎部分の型枠に「ラス型枠」を採用しています。

現場からの提案で採用したのですが、私も初めて見ました。


ラスと呼ばれる細い金属の網目のようなものを型枠として建て込み、コンクリートを流し込みます。


通常の型枠は合板製のパネルを用います。

平滑な合板を精度よく建て込むことが出来れば、キレイなコンクリート面が仕上がります。


しかし今回の部分は基礎部分で、全てが地中に埋まってしまう部分であるため、仕上げの美しさは問いません。

通常の型枠はコンクリートが固まる時点で型枠を撤去するのですが、ラス型枠ですと撤去する必要が無くてそのままで大丈夫です。

そのため現場にとっては工程が一つ減るメリットがあります。


また通常の合板型枠ですと、建て込んだ後に配筋の様子を確認しようと思っても、上から覗き込んで確認するしかできません。

しかしラス型枠ですと全体が透けて見えるため、配筋の様子が大体わかります。


監理者である私の目から見ても便利な型枠でした。


都志デザイン 本田




救急棟の工事

先般は基礎部分の東側部分の基礎をコンクリート打設しました。

そして次は西側部分の基礎コンクリートを14日土曜日に打設する予定です。


梅雨入りして連日の雨ですが、配筋工事や型枠工事が着々と進んでいます。

明日は打設前の配筋検査。

柱や梁の鉄筋本数が確かか。躯体の大きさは確実か。かぶり厚さは確保されているか。

それらを適宜チェックして、必要あらば是正します。


天気が良くなるといいなあ。


都志デザイン 本田






救急棟の工事

救急棟の工事、いよいよ本格的に土を掘り始めました。

一度作業が始まるともう早いです。

あっという間に遺跡発掘現場のようになってしまいました。


しかしここ数日間は雨のせいもあってしばしストップ。

土工事は雨のせいでドロドロになって直ぐに天気の影響を受けてしまいます。


大雑把に見えて、各部でレベルの測定調整といった細かい作業が欠かせません。

基礎の段階からデリケートに進めなければ、今後の精度に悪影響が出てしまいます。


都志デザイン 本田