有料老人ホーム
有料老人ホームの計画を検討しています。
以前見学した有料老人ホームは入居金2000万円以上の
高級老人ホームでした。
開設後7ヶ月で、入居者の要望により改修をしたようです。
改修内容は
1.キッチンまわり
食堂のキッチンが閉鎖的なので、入居者が食前食後に、キッチンまわりで作業ができなかった。
キッチンをオープンに改修。
2.食卓の高さ、洗面台の高さ、
車椅子の高さ に対応できない72cm だった。
おなじく、洗面台も車椅子でよりつけなかった。
3.食堂とラウンジなど小部屋にわかれていたのを大部屋にした。
小さな部屋は はいりにくく、つかいずらい
4.廊下が単調だと、自分の部屋がどこかわかりにくい。
アクセントカラーによる、床、壁のカラーコーディネ^ション
ウェイファインディングの実践
以上は、介護福祉施設では,アタリマエのこと ですが、
高級ホームだと、ホテルのような、 というデザインばかりに 気を取られて
写真は 改修後の食堂の様子です。
馬場
病院のロビー
病院のロビーは、どうあるべきか、
ホテルのような病院がいい、
病院くささが感じられないのがいい、
という議論をよく聞きます。
でも病院は病院で、病院らしくないというのはどうかと思っています。
要は、便利で、機能的で、快適で、過ごしやすいところであれば、良いのではないかとおもっています。
治療や医療に対する情報もいっぱいあって,医師や看護師の笑顔の写真もいっぱい飾ってあって
というのでいいと思います。
その情報が、乱雑に掲示されているのではなく、パンフや、掲示板がコントロールされていれば、
落ち着いた空間になるのではないでしょうか。
ビデオで、手術や治療の情報がながれているのも結構くぎずけになるものです。
外国の(ドイツです)待合ロビーの様子を紹介します。
建築的には、明るく、カラフルで、人間的なスケール感が感じられ、
開放感のある空間が良いと思います。
色の使い方もさすがです。
弊社の老人保健施設のロビーと比べていただけますか、
目指すところは同じだという気がするのですが
いかがでしょうか、
都志デザイン
馬場
窓のある手術室
窓のある手術室は、日本ではあまり聞いたことがありませんが、欧米ではよくあるようです。
高度空調に対応しづらいというのが、日本で普及しない理由のようです。
手術室のクリーン度も、日本では部屋全体をクリーン度の高いものにしているようですが、
実際は、手術台のところだけで充分だというのが、個人的見解です。
部屋全体のクリーン度アップは、高コストで、大変な設備の維持管理がついてきます。
それよりも、現実的な対応のほうがよいのではないでしょうか。
欧米では、下足の履き替えもしないところが多いようです。
感染は、そんなところよりも、もっと大事な所でおこるのです。
手術台のまわり、器具や、患者から出る細菌。
なんでもかんでも、あったほうがよい というのではなく、
ここだけは守ろうという姿勢が大事なのではないでしょうか。
昔市議会の議場に窓を設ける設計をしました。 閉鎖的な空間を明るくという趣旨でした。
窓のある手術室が新しい病院で実現できるといいですね。
写真はドイツの病院の例です。
手術台の向こうに四角くあるのが窓です。 わかるかな。
手術室は、英語で オペレーティングシアター といいます。
外もなかも見えるオープンな手術室がいいですね。
馬場
病院の見学2
東京慈恵会医科大学葛飾医療センターの見学会について、その2です。
来院者は1階エントランスから入りますが、その他にも救急出入り口、休日夜間出入り口、消防隊入り口、サービス出入り口など合計5つの入り口があります。
この病院の場合、3方向を道路に囲まれ、1方向は駐車場を向きます。全体の平面形状は概ね正方形であり、各種アプローチの確保としては理想的な敷地形状と考えられます。
1階は総合受付、小児科、救急部門、医療連携センター部門、画像診断部門から構成されています。
その中の一部を見学することが出来ました。
エントランス~総合受付の様子は「病院らしくない雰囲気」でした。
落ち着きのある木調の色合いでコーディネートした家具はホテルの受付といっても良いほどです。
また一角にはカフェも設けてあり、くつろげる場となっていました。
近年新築される病院のひとつの傾向といって良いでしょう。
こちらは総合受付とは別の場所に設けられた検査予約コーナー。
銀行の個別窓口のような感じです。
吹き抜けに面した壁面には光る壁が設けられており、明るさと清潔感を印象付けていました。
都志デザイン 本田www.toshidesign.com
病院の新設計画
75床の内科病院の計画がスタートしました。
地域の人々の要望で、新しい病院の建設です。
1万人の署名が集まりました。
3月には、病床数の認可が決定されます。
1万人の住民の希望がかなえられるといいですね。
国は、医療費削減のため、なかなか新しいベッドを認めてくれません。
場所は住居地域のため、日影規制が厳しく、3階建てまでしか建ちません。
長さが84mあります。
高さも10mで、手術室や、放射線の検査室をいれるのは、大変です。
しかも、救急病院の認定をとるためには、耐震性能を通常の1.25倍の
強度にしなければなりません。
がんじがらめの厳しい条件の中で、新しい病院にふさわしい施設を検討しています。
当然、機能的で、明るく、使いやすい 施設をめざします。
それができた上で、アメニティ施設として、取り入れられたらよいなと考えているのは
日の当たるテラスと、待合のちいさな吹き抜けです。
小さな吹き抜けを通して、外来患者さん、病棟の患者さん、医療従事の方々の様子が
わかりあえるのです。
大病院のような騒然とした施設ではなく、人と人とがふれあえるような病院こそが、
ここで医療をされる先生やここに来られる患者さんのための施設に
ふさわしいと考えています。
本当にやさしい先生方のお心にふさわしい施設が実現できるかどうか、
職員一同、これから頑張ります。
屋上は、日影規制で、屋上庭園ができない。残念
入り口はピロティの下。北側の道路よりアプローチ。
ガラスが大きいところがロビー
ロビーの一部が吹き抜けで2階の病棟が見える。
2階の患者さんは、外来のロビーがみえる。
都志デザイン
馬場






