さて、本日はパワースポット紹介第二回‼
二回目も地元有名パワースポットいってみたいと思います
【全国パワースポット紹介 第二回】
「伊太祁曽神社」
伊太祁曽神社は、和歌山県和歌山市にある紀伊國一宮神社で旧称は山東宮
地名は伊太祈曽、神社は伊太祁曽となり、読みも「いだきそ」と「いたきそ」と異なる
祭神
主祭神──五十猛命(別名:大屋毘古神)
配神──大屋都比賣命・都麻津比賣命
祭神の3柱は、いずれもスサノオの子であり、木の神として信仰される神である
五十猛命は、『日本書紀』には植樹神とあり、緑豊かな国土を形成したされ、木の神として信仰されている
また、 『古事記』 には 「大屋毘古神」 として記され、大国主神が、生命を狙われる災難に遭ったときに助けた話が記されており、このことから ”いのち神” ”厄難除けの神” の信仰が篤く、病気平癒祈願、厄除け祈願の神社ともされている
高天原を追われた素戔嗚尊は、子である五十猛神と共に新羅国に天降りますが、その地は気に入らず埴土で船を造り出雲国にやってきて、ここから、八岐大蛇神話へと続く
そして、五十猛神は高天原から樹種を持ってきたが、韓国には植えず日本に持ってきて、九州より播き始めて日本中を青山にしたという
このことから、有功神(大変に功績のあった神)と呼ばれており、紀伊国に静まる神である
伊太祁曽神社が、現在の社地に静まる以前は、日前宮(日前神宮・国懸神宮)の社地に祀られていたといわれ、日前宮の鎮座が垂仁天皇16年とあるので、その頃に山東(現在の伊太祈曽)に遷座したが、その場所は「亥の森」と呼ばれる少し離れた場所で、今では旧社地として、小さな祠を祀っており、毎年旧暦十月初亥日に「亥の森祭」が執り行われる
その他、水の神と井戸の神を祀っている御井社があり、社の前の井戸からは「いのちの水」と呼ばれる水が湧いていて、病人がこれを飲むと元気になると伝えられており、今でもこの水を汲みに来る参拝者が後を絶たない
1月15日におこなわれる卯杖祭は、古くは宮中でも行われていた祭祀で、卯杖という杖で土中の邪気を祓ったという
当神社の卯杖祭は、この卯杖の儀に小正月の小豆粥による厄除け信仰と、作物の豊凶をみる粥占いの3つが融合しており、15日の午前10時より祭典が行われ神楽舞が奏され、この日振舞われる小豆粥を頂くと1年間無病息災であるといわれている
茅輪祭(わくぐり)は、半年に1度行われる大祓の祭事で、6月晦日に行われる大祓は「水無月祓い」とも呼ばれ、茅萱で編んだ輪をくぐることで罪・穢が祓われるといわれるが、当神社の茅輪祭は7月30日夕刻にくぐりはじめ、翌31日午前中に本殿祭がおこなわれる
茅輪祭(茅の輪くぐり)については、以前に紹介しているので省略する
なお、第一回にも記したように、和歌山市内にある日前神宮・國懸神宮と竈山神社、伊太祁曽神社に参詣することを「西国三社参り」と言う
機会があれば、すべて廻られてはいかがだろうか