枝切・小坂街道(14) | としのブログ

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大和川との出会い


今や住宅街の真ん中に埋もれる様に建っている道標ですが、昔は長閑な村だったであろう



M27  100年は経っていると思われるお屋敷が普通にある街道筋


M28  クランク状に曲がります


M29   この脇道を右折して、赤い鳥居の⛩️に行って見ます


M30   直ぐに神社があります


愛宕神社です、火伏の神社と言われていて、京都は右京区の愛宕神社から勧請されたと思われます、火の用心の神社ですね

もう時効だと思いますが、20年程前に、オフロードバイクで夜中に愛宕神社と言うか、愛宕山に登った事がありました、山頂にはスキー場がありました、そんなすごい神社とは知らず、神社の横までバイクで、行きました。ごめんなさい🙇‍♀️




M31    このお宅、めちゃくちゃ素敵ですねー、うだつがあるお家は金持ちと聞きました


M32   何やら橋の橋柱跡があります、大和と読めますね、大和川の事ですかね


実は冗談ではなくて、ここには菱江川と言う川が流れていました、菱江川は前回、紹介した玉櫛川の下流にあたります


第二寝屋川が開削されるまでは、玉櫛川は現在の近鉄河内花園駅北側まで北上し、吉田川とこの菱江川に分かれます、吉田川は現在の花園ラグビー場の敷地を北上し深野池に流れ込んでいました、一方、菱江川は東大阪で中心部を北西に流れ、放出の東で第二寝屋川(楠根川)に流れ込んでいました、だから大和川と言う表現は間違ってはいないのです。
吉田川も菱江川も多くの「跡」を残していますので、また機会があれば訪ねてみたいです

菱江川を書き入れて見ました



M33   この寺院は、真宗大谷派 存空寺があります


M34    そしてお隣は、同じ真宗本願寺派の正行寺があります、お隣さんでお寺があるのは珍しいですね


中々立派な正行寺ですね




M35   クランク状に曲がります


M36   直ぐ右手に八幡宮とある神社があります、稲田八幡神社と言います


その説明によると、この稲田八幡宮は、私が東高野街道で紹介した、羽曳野市にある誉田八幡宮を勧請して氏神としていて、応神天皇(仁徳天皇の父)、応神天皇の父の仲哀天皇、また母の神功皇后を祀っている


稲田八幡宮の境内、右手の大銀杏が目に入る


この大銀杏は市の天然記念物に指定されこの神社を守っている


注連縄柱の奥に鎮座する拝殿、歴史を感じます



左手が拝殿、右手が本殿です



M37   先に橋が見えます、手前にはお地蔵さんがあります


稲田子安地蔵です、今も昔も子供を大切にしていたのでしょう


M38   何だか古そうな橋柱があります「まるやはし」と読めますかね


もちろん反対側にもあります


ここには、現在の第二寝屋川の旧称の楠根川が流れていました、右に左に湾曲する流れを現在は真っ直ぐにし、川幅も広くなっていますが、要所要所古い流れが公園や遊歩道として残っています


少し歩いて見ます




M39   花が咲き誇り、地元の憩いの場になっています




M40    ここで現在の第二寝屋川に合流します、一気に無機質に風景になります


第二寝屋川です、遠く大阪東線のトラス橋が見えます


さあ、また街道探索に戻ります


つづく