『運命よそこをどけ、俺が通る』 | 「人としての生き方相談室」

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「世に生を得るは、事を成すにあり」

人としてどう生きるのか。

何を成すのか。

志高く生きよう。

この言葉、誰の言葉か分かりますか?

バスケットボールの神様、マイケル・ジョーダン氏の言葉です。




みなさんどのような印象を持たれるでしょうか。

バカだなぁと思われる方もいらっしゃるかと思います。


ただ、私はこの言葉が大好きです。

要は、自分の人生は自分で決めるということですかね。

そんなの当たり前じゃん?って感じですが、

これがなかなかに難しいものです。


申し遅れましたが、私は現在27歳の社会人です。
人事部の一員として働いております。


仕事柄、学生さんをはじめ、求職者の方々と会ってお話する機会が多いです。
その中で、自分の人生に対する不安を抱えている人が圧倒的に多いです。


何故でしょうか?


・やりたいことがないから?
・真剣に考えてないから?
・なんとなく生きたいから?
・将来なんて分からないから?


理由は様々です。

ただこの中に私の答えがあります。


それは「将来なんて分からないから」です。


よく、「自分のやりたいことを見つけろ」「将来を真剣に考えろ」
などと言われることがあると思います。

いやー、、、って感じですよね。

だってやりたいことや夢なんてないのですから。


私もそうでした。

本当になんとなく、将来の事なんて考えずに生きてきました。
学生の頃なんてもう、、、恥ずかしい限りです。


ただ最近あることに気が付きました。


それは、

将来の夢や、やりたいことが分からないのではなく、
考える力が不足しているということです。

描く力が足りないということです。

例えば、
サッカーをしたことがない少年が、
プロサッカー選手になるという夢を持てるかどうかです。

ピアノを習ったことがないのに、
世界的ピアニストになるという夢が描けるのか。
ということです。

難しいですよね。

ただ逆なら考えられますよね?

小さいころからサッカーをしていて、
高校のインターハイに出場します。
その頃になると、本気でプロサッカー選手になるという目標が持てますよね。

ピアノのコンサートで金賞を取ったら、
本気でプロの世界を目指そうと思いますよね。


人生もこれと同じです。


私も含めて皆さんもまだまだ若いです。

どんどん新しいことを吸収していく段階です。


なので、描く力、考える力が足りないのは当然です。

もちろん、将来のことや夢がある人はいます。
そういう人は、そのままその道を突き進んでいけばいいです。

私もようやく自分のやりたいことや将来のことが考えられるようになりました。

ようやくです。


でも焦らなくても大丈夫です。

今はまだ自分の潜在的な能力に気が付いていないだけです。

可能性は無限大です。

ですので、どんどん新しいことにチャレンジしてみてください。
それが今の自分と合ってないなぁということでも。

そうしていくと、どんどん描けるレベルが上がっていきます。
自分の道というものが見つかっていきます。

皆さんの可能性は無限大です。
運命なんてありません。
自分で決めるのです。

辛い時もあります。
これやってて意味あんのかなぁと思う時もあるでしょう。

大丈夫です。
必ずその経験は自分の糧になっていきます。
描ける可能性がどんどん広がっています。

『運命よそこをどけ、俺が通る』

これぐらいでいいです。
自分に自信を持って生きましょう。


運命?
そんなもの自分が決めるのです。