今日(4日)の横浜は晴れ、最低気温は25.0℃、最高は32.5℃と真夏日。関東地方は梅雨明けを目前に、不安定な天候による雷雨やゲリラ豪雨が続いている。来週には梅雨明けが発表されるだろうが、その後には長い猛暑が続く。トカラ列島の地震も心配、気の休まらない夏になりそうだ。
ユウスゲが横浜で咲いた、ことしの一番花。4時過ぎてから開き出し、この写真を撮ったのは18時ごろ。レモンイエローの優しい黄色、朝には萎れてしまうのが惜しい一日花。蕾が沢山あるので、しばらくは楽しめそう。
フシグロセンノウも咲いていた。北側の建物の陰で、横浜の暑さを避けて生きてきた。本来は山の半日影の中、蛍光色の朱色が似合う花だ。花びらが萎れて丸まっていた。
ルドベキアなどいろんな野草が生えている小さな空き地、ここは日当たりが良いのだがフシグロセンノウも頑張っている。手前にはシュウメイギクの蕾やホトトギスも肩を寄せ合い、暑さに耐えている。
ヤマユリが匂う。ヤマユリは神奈川の県花だと聞いた、近くの山でもよく見たが今は消えてしまった。この株は、昨秋に八ヶ岳山麓から大きな球根を移植したもの。
昨日(3日)の飯盛山のニッコウキスゲ。八ヶ岳山麓に半定住する知人が、「ヤッホーいま飯盛山!」とラインで送ってくれたもの、この黄色い花の絨毯を観たくて梅雨の合間、汗を一杯流しながら登ってきたのだとか。その甲斐あった見事なパノラマ。
一週間前にも登ってきて撮った写真、この時は八ヶ岳も見えていた。キスゲなどは咲き出したばかり。ということで昨日、3日続きの雷雨の合間に、リベンジでまた登ってきたのだと。
イブキトラノオ、キスゲに負けじと花穂を伸ばしている。霧ヶ峰・車山高原などまで出かけなくとも、近くでこの群落に出合えるのはありがたいこと、鹿除けのフェンスが設置されたことで植生が回復、やはり人の手は欠かせない。
波のように押し寄せるニッコウキスゲとイブキトラノオ、迫力あるね。