市議にさせて頂いてからもうすぐ四年になります。


ここ数日、過去を振り返りながら来年の抱負を考えていました。


 市議になる動機は? 


まず第一に、自分が40年にわたって関わってきた教え子たちの応援団


になること。 二十・三十・四十代の働き盛りの世代の為に尽くそう。


第二に、四十年間 携わってきた私教育の経験を活かし、子どもたちの


為に、名古屋市の教育をより良くしたい。 この二点でした。


 第一の目標は、働く世代の家庭支援です。 この点は、河村市長のリ


ードの下、多くの施策が実現されました。 中学生までの医療無料化、


待機児童ゼロ、など等。


 第二のの目標は、全国初の「子ども応援委員会」が市内11の中学校


に設置されました。 不登校やいじめの解消に向け、スクールカウンセ


ラー、スクールアドバイザー、スクールソーシャルワーカー、スクール


ポリスの4人一組で学校に常駐して課題に取り組む体制を整備しまし


た。 スタートして9か月、私も11校の内、3校の実態を視察してきまし


たが、予想通りの成果を上げつつあると確認してきました。


 学校をより良くしたい目標点を私なりに掲げ、機会があるたびに教育


委員会にも訴えてきましたが、その成果はまだ現れていません。 その


目標点は「小中学校において英語教育を充実させる。その一環として


『ナゴヤ英語村』を作ってはどうか?」と、「公立中高一貫校の創設」で


す。 この二点については、文部科学省の指針とも合致しています。


 英語村については、新年の抱負の欄で詳しく述べさせて頂きます。


これで、今年の最後の締めくくりのブログとさせて頂きます。


 今年一年、何かとありがとうございました。


   皆様、良いお年をお迎え下さい。

 

 平成26年12月31日


                                鹿島 としあき


 

 

☆ 減税日本という政党 ……創生期

         結党当時の初心を思い出そう

2010年4月26日、河村たかし名古屋市長が率いる地域

政党『減税日本』が、この名古屋に産声を挙げてから、早4

年が経ちました。 河村市長が主張する「市民税恒久的10

%減税」 「ボランティアの市民が市予算の使い道の一部を

決める『地域委員会』の創設」 「議員報酬の半減」の3大公

約を掲げ、2010年の2月定例会に提案・否決、ほぼ同じ

内容の条例案を再提出したが、月21日に否決されたた

め、市会を解散するためのリコールを呼びかけ、同時に次

回市会議員選挙にて、自身の政策を支持する議員を当選

させるために4月26日に「減税日本」を設立し、自ら代表と

りました。暑い夏のリコールは成立し、解散後の選挙で

は、28人の新人候補が当選し、第一党となりました。その

1か月後の統一地方選において 県議13名 他6名の地方

議員が当選し、地方議員47名を抱える党になりました。


  ☆ 減税日本の今

4月26日の土曜日、横浜で3党合同勉強会が開かれ、わ

が党から五名が参加しました。3党とは神奈川・結いの党、

大阪維新の会、わが減税日本で、今年一月に 発起人会、

二月に第1回勉強会が大阪で開催されました。この勉強会

が今後どのような展開を繰り広げるのか 全く未知数ですが、

仮に党の名称が変わったり、他党との合流があっても、

税日本の主義と精神は持ち続けます。


☆ 減税日本ナゴヤについて


この3年間に不祥事が続いたり、離団者が現れ、 今は

15名になってしまった減税日本ナゴヤですが 残りの任期

を一年残し、26年度が始まりました。

私自身この3年間、自分の持てる力で精一杯努力してま

いりましたが、まだまだ結果が伴っていません。 選挙の際、

市民の方々に訴えてきたことや 約束したことの多くが、ま

だまだ実現されていません。

 わが会派に対する、市民の方々の大きな期待を裏切る

点が多かったこの三年ですが、残りの一年で 会派に寄せ

られる信頼を取り戻さなければなりません。

この4月の 会派役員改選において、団長という大任を仰

せつかることになりました。議員数は減った今でも、結党

当時の熱き志を持ち続けている仲間が15人います。 その

仲間と共に、名古屋市のため、名古市民のためにできる

ことを 一つずつ着実に実行していきます。

今後ともご理解・ご支援の 程 宜しくお願い致します。


            『伝言板』 平成26年初夏号より




 一昨日、フェイスブックに 「チョウの外来種を名古屋で初確認、駆除へ」


と言う NHK Web ニュース をシェアしました。 中国や台湾で生息する


小型のチョウ「ムシャクロツバメシジミ」の繁殖が名古屋市西区で確認さ


れ、それを環境保全団体と自治体が協力して、春から駆除に乗り出すと


言う記事でした。 羽を広げた大きさが2cmほどの可愛いチョウなのに


なぜ殺しちゃうの?と言う疑問を抱きました。 日本には環境省が準絶滅


危惧種に指定している「クロツバメシジミ」がいますが、この西区で繁殖し


だしたチョウが、近い種類のため、雑種が生まれ、生態を乱す可能性が


あるらしいのです。


 この分野に詳しいわけではないので、駆除という選択が止む終えない


のかなあ?と無理やり納得しています。 「餅屋は餅屋」。専門的な事項


は専門家に任すのが一番かぁ。


 2011年3月、28匹の外来種チョウが、天下泰平名古屋市会に送り込


まれてきました。 しかし、市民の期待とは裏腹に、外来種チョウの弱さは、


目を覆いたくなる場面が一度ならずも数度 見受けられました。 不祥事を


犯し、群れからはじき出されたチョウも数匹。 また、自らの意志で群れを飛


び出し 新たなグループを組むチョウが7匹。 単独の道を選んだチョウも数


匹いました。


 今は15匹に減ってしまった外来種チョウ達。 これからどうする?


伝統ある名古屋市会と言う生態系をより良くするためにも送り込まれたが、


長年に渡って培われた強固な城壁は なかなか崩れそうにもない。 これか


ら 残された一年、全力で頑張るのみである。


 名古屋の外来種チョウたちよ、駆除されるどころか、大きく羽ばたいて欲し


い。 しっかりした仕事を残し、その存在価値を 名古屋市民に印象付けて欲


しい。 頑張れ、外来種チョウたちよ。 もちろん、僕も頑張るよ。



  《 追伸 》 チョウの数え方は、動物学的には1頭、2頭、‥と数えます。


     ここでは、一般社会で通用してる数え方を採用しました。