一昨日、フェイスブックに 「チョウの外来種を名古屋で初確認、駆除へ」
と言う NHK Web ニュース をシェアしました。 中国や台湾で生息する
小型のチョウ「ムシャクロツバメシジミ」の繁殖が名古屋市西区で確認さ
れ、それを環境保全団体と自治体が協力して、春から駆除に乗り出すと
言う記事でした。 羽を広げた大きさが2cmほどの可愛いチョウなのに
なぜ殺しちゃうの?と言う疑問を抱きました。 日本には環境省が準絶滅
危惧種に指定している「クロツバメシジミ」がいますが、この西区で繁殖し
だしたチョウが、近い種類のため、雑種が生まれ、生態を乱す可能性が
あるらしいのです。
この分野に詳しいわけではないので、駆除という選択が止む終えない
のかなあ?と無理やり納得しています。 「餅屋は餅屋」。専門的な事項
は専門家に任すのが一番かぁ。
2011年3月、28匹の外来種チョウが、天下泰平名古屋市会に送り込
まれてきました。 しかし、市民の期待とは裏腹に、外来種チョウの弱さは、
目を覆いたくなる場面が一度ならずも数度 見受けられました。 不祥事を
犯し、群れからはじき出されたチョウも数匹。 また、自らの意志で群れを飛
び出し 新たなグループを組むチョウが7匹。 単独の道を選んだチョウも数
匹いました。
今は15匹に減ってしまった外来種チョウ達。 これからどうする?
伝統ある名古屋市会と言う生態系をより良くするためにも送り込まれたが、
長年に渡って培われた強固な城壁は なかなか崩れそうにもない。 これか
ら 残された一年、全力で頑張るのみである。
名古屋の外来種チョウたちよ、駆除されるどころか、大きく羽ばたいて欲し
い。 しっかりした仕事を残し、その存在価値を 名古屋市民に印象付けて欲
しい。 頑張れ、外来種チョウたちよ。 もちろん、僕も頑張るよ。
《 追伸 》 チョウの数え方は、動物学的には1頭、2頭、‥と数えます。
ここでは、一般社会で通用してる数え方を採用しました。