On the Edge of the Cliff Named "LIFE" -9ページ目

憎たらしいぐらいかわいらしい、幸せそうな寝顔

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今夜は、昨日行われ、録画しておいた2009年F1世界選手権第6戦モナコGPレースを両親と共に、リビングで観戦していました。ごく最近、父がほとんど衝動買いに近い形で買ったシャープのアクオスの大画面の薄型TVがあり、それを通してみる初めてのF1GPとなりました。やはり画像は鮮明で綺麗ですし、何よりモナコという世界区屈指のリゾート地の市街地を利用したコースで行われるF1モナコGPは最高な気分にさせてくれました。

昨夜は、母と二人であれこれ話し合いながら、モナコGPを見ていたのですが、今日はそこに父を加えて、家族3人で大好きなF1を楽しみました。両親と共に、クルマは昔から好きで、さらに母方の叔父も大学時代にカートをしていた事もあって、身近なところにクルマを愛する人たちに囲まれてきた僕は、自然とF1というスポーツに見せられています。そして、今回はそのF1というスポーツの中で、華やかですが、レースそのものは非常に過酷で、ガードレールに当たるか当たらないかまで攻め込んで、タイムを稼いで、抜きどころのないサーキットとはいえ、そのどこかで相手のミスを誘い、追い抜いていくF1の姿は、とても印象的なものです。普通のサーキット、たとえば、日本ならば鈴鹿や富士を思い起こしていただければ分かると思いますが、ほんのわずかなミスで、スピンをしても、たいていの場合、ランオフエリアがもうけられている為、クラッシュなどもなく、エンジンさえかかっていれば、何とかピットに戻れます。しかし、ここモナコは全コースをガードレールに阻まれていて、わずかなミスが命取りとなってしまうのです。そこにこのモナコGPの魅力があるように思えます。

ところで、ふとリビングにある一人がけ用のソファーを見ると、ちゃっかり愛ネコ・フラン♀は僕がいないことを良い事に、そのソファーを占拠していました。その時、ほんのわずかなだけリビングを離れただけなのですが、フランは僕の行動を良く見ていて、このソファーから僕が離れたら、すかさず自分のものにしてしまいます。

とても気持ちよさそうに寝ていますが、フランにそのソファーを取られた僕としては、フランに対して、少しムッカと来て、なんとかフランをどかそうと思ったものの、そのあまりにも可愛い無邪気な寝顔を見ると、思わず心が和んでしまい、フランに対するいたずらも、携帯のカメラで撮るぐらいに留まってしまいます。何しろ、フランのこの幸せそうな顔を見てしまうと、それまでフランに対して、ちょっといたずらしてやろうという気持ちもどこかへ行ってしまい、可愛く、幸せそうなフランの寝顔を撮影して終える事にしました。

それでも、こんなフランのかわいらしい幸せそうな寝顔を見ていると、心が和んできます。そして、ここ数日連続して、予定をこなせず、自分の中でかなりいらついていたのですが、フランの姿を見ると、僕の気持ちや感情よりも、フランと一緒に、気持ちよく寝たくなってきます、

それにしても、ネコは本当に自分が好きな場所を見つけるのが上手くて、思わず下を巻きそうになります。ネコから学ぶ事は本当に多く、特に心の整理の仕方や、感情のコントロール、瞬発力、獲物を追い立てる野生の血、そしてどんな時もマイペースを貫いていく様は、現状の僕からするとうらやましく、またフランのようにマイペースで生きられたら、どんなに幸せだろうと、考えてしまいます。


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FORMULA 1 Grand Prix de Monaco 2009

true-Monaco GP


昨日はいろいろとあって、ひどく落ち込んで、気分も滅入り、食欲もなかったものの、一度家を出て、リフレッシュしてきました。その後、朝からほとんど何も食べていなかった僕は、ちょうど昨日開催され、昨夜フジテレビ系列で放送された大好きな2009年シーズンのF1世界選手権第6戦モナコGPを見ていました。

F1好きな人なら、よく分かってもらえると思いますが、やはりモナコGPは、その他のF1のグランプリとはまったく異なった雰囲気を持ち、絶対に見たいと思えてしまう伝統の一戦です。何よりまだ自動車が高級品であった1929年に始まり、第2次世界大戦勃発で、中断時期があるものの、第67回目のグランプリを迎えた、伝統の一戦であり、ここでの優勝は他のレースの3勝分の価値があると言われる世界最高峰のレースです。そして、ここで何度も優勝したドライバーは、「モナコ・マイスター」と称され、不朽のレーシングドライバーとして、名が残されていき、その称号を関せられたのは、1960年代に5勝を挙げたグラハム・ヒルと同じく5勝を挙げたミハエル・シューマッハ、そして誰もが認める史上最高かつ最速の「モナコ・マイスター」は、通算6勝を挙げていてるアイルトン・セナです。

セナは、僕の少年時代の憧れのスーパースターであり、やはりここモナコで最も愛されたF1ドライバーでしょう。何より1988年のモナコGPでトップ独走中に、ここの名物コーナーであるロウズ・ヘアピンから下って、海沿いのトンネルへ向かうポワティエで突然ストップし、その後ピットには戻らず、そのままモナコの自宅で一人ずっと泣いていて、夜に家政婦がやって来るまで誰も彼の行方を知らなかったのは有名な逸話です。そして、その翌年の1989年からは、まだ破られた事のないモナコGP5連勝の偉業を達成しています。1988年のモナコGPはセナのその後のレース人生に大きな影響を与えたとされています。

そんなモナコGPで、今年優勝を果たしたのは、今年とにかくマシンに乗れているブラウンGPのジェンソン・バトンで、今期5勝目を挙げました。バトン自身は2004年にモナコGPで、当時はBARホンダに乗っており、現トヨタで、当時ルノーに乗っていたヤーノ・トゥルーリと、10周以上のバトルを繰り広げ、2位を獲得しています。モナコのような難攻不落といわれるコースで、10周以上に渡り、バトルを繰り広げたトゥルーリとバトンは、現役の中でもやはり「巧い」ドライバーであるような気がします。

ブラウンGPは、今年から参戦した新規参入チームであるとはいえ、フェラーリでジャン・トッドとミハエル・シューマッハなどと一緒に黄金期を支えた名将ロス・ブラウンによるチームですし、その彼の戦略も大きな勝因となっています。しかし、それ以上に、ブラウンGPのマシンは、去年ホンダが開発を進めてきたマシンの延長であり、そのマシンが今年のレギュレーションにしっかり合ったものだったのでしょう。ホンダが撤退したとはいえ、ブラウンGPは、そのホンダが昨シーズンを捨ててまで、力を入れて開発してきたシャーシを使用し、さらにメルセデスエンジンのマッチングも良く、ブリヂストンのスリックタイヤにもよくマッチしているように思えます。今期はとにかくどこのサーキットでもレースペースも速く、上昇気流に乗っているバトンの表情に、自信がみなぎっているのが良く分かりますし、また彼自身も一度見失いかけた自分の夢、すなわちF1チャンピオンになるという夢を新たなチームとマシンで取りに行くという夢を、今年は絶対にかなえて見せるという意地が見え隠れしているように思えます。またバトンのチームメイトのルーベンス・バリチェロも速かったので、マシン自体は本当に良いものになっているのが、よく分かります。

そのバリチェロですが、今期は何度も表彰台に昇っているとはいえ、常にバトンの次位に留まっています。彼のこれまでの出走数と優勝経験からすれば、今期チームメイトに先行されてばかりいるのは、よほど悔しいのでしょう。結果としては、2位というのは、悪くないものの、バリチェロ自身は、バトンに勝てないままでいて、同じ条件のマシンだけに、自分も優勝出来るという自信があると思いますし、意地もあるでしょう。もはや歴代出走回数で一位となり、さらには現役最年長となったバリチェロが、今後どれだけ意地を見せるのか、本当に楽しみで仕方ありません。そして、そのバリチェロの成績次第で、まだドライバーズチャンピオンシップは、バトンが今期5勝を挙げていて、現在1位を独走しているものの、行方は分からなくなってきます。ただバトンとバリチェロ二人の成績からするに、コンストラクターズチャンピオンシップは、ブラウンGPのものとなりそうです。

また今年まったく振るわないフェラーリも、今回のモナコGPで復活の兆しが見えてきたようです。キミ・ライコネンもフェリッペ・マッサも良いペースで走れていて、今季初の2台完走で、ライコネンは今期初表彰台を獲得しました。やはりF1に欠かせないフェラーリという存在は、大きいものがあり、その名門チームがこれまで低迷していたとはいえ、今回のモナコGPで大きくマシンを進化させ、復活の兆しを見出してきてるように思います。そして、次のトルコGPは、マッサが得意とするだけに今後どう盛り返してくるのか、楽しみで仕方ありません。おそらくフェラーリは、今シーズン中、苦しみながらも、一度くらいは優勝すると思っているので、今回のモナコGPの結果からするに、次回のトルコGPで巻き返してくるように思います。

ブラウンGPやフェラーリの結果と対照的になったのが、トヨタでした。モンテカルロでは、ヤーノ・トゥルーリが2004年に優勝しているだけに、トヨタの結果は、本当に残念としか言いようがありません。もし今年勝ちたいなら、今回の予選Q1でトラフィックに引っかかり、タイム更新が出来なかったのは、戦略上から言って、愚の骨頂です。抜きにくいモンテカルロ市街地コースだけに、このコースで仮に燃料を少なめにして、ポールをトゥルーリに取らせれば、トヨタ初優勝が見えてきたはずです。そして、その予選結果が悪かったとはいえ、そこから考えられる戦略は色々あるのに、いつも通り保守的な戦略を取ってきた為に、ここで優勝経験を持つトゥルーリの持ち味が生かせなかったような気がしてなりません。本当に勝ちたいならもっと戦略に幅を持たせて、どんな事が起きても、瞬時に判断して、対応できる柔軟性が必要だと思うのですが、どうやらトヨタには、それが出来ないように思えて仕方ありません。おそらくこの点が、トヨタを優勝から遠ざけているようにしか思えないのです。

勝利の為には、もっと独創性を発揮して、戦略を瞬時に変えられるだけの、危機管理能力に似たものが必要なはずです。F1を子供の頃から見続けてきた僕にとって、やはりそういった戦略の幅を持ち、レース状況から瞬時に戦略を変えて、勝ち続けてきたミハエル・シューマッハが乗っていたフェラーリをトヨタは見習うべきでしょう。ただ問題は、トヨタはあくまで自社の車の販売台数を伸ばしたいが為に、広報活動の一環として、F1に参入しているとしか思えず、その反対にフェラーリは設立以来、レースを続ける為に、自分たちの持つ技術を結集して、ほとんど手作りに近い市販車を売り、その売り上げをすべてレースに投入しているような企業であるという事でしょうか。つまりフェラーリには、1950年から始まったF1世界選手権にずっと参戦し続けている事以上に、創始者であるエンツォ・フェラーリの持っていたチャレンジ精神を、今も保ち続けている稀有なレーシングチームであり、企業であると言えるのではないでしょうか。

大好きなF1、しかも快晴のコート・ダ・ジュールの透き通った青空の下で開催された今年のモナコGPは、本当に最高でした。トップの方で大きなバトルはなく、ブラウンGPの速さが目立っただけであったものの、後方では、ガードレールに囲まれたあの狭いコース内で、バトルが行われていました。今年はさほど大きな混乱もなかった為、魅力がなかったという人もいると思いますが、伝統のモナコGPにふさわしいレースだったと思いました。

ちなみに、今回初めてモナコGPを勝ったジェンソン・バトンは、初めて出てきた同世代のF1ドライバーになります。2000年のウィリアムズからのデビュー時には、年齢が僕と同じ年という事もあり、驚きを感じながらも、同世代の人間、しかも国際舞台で活躍する人間として、バトンをずっと応援してきています。その他にも、2007年F1チャンピオンで、現在フェラーリに在籍しているキミ・ライコネンも同世代のF1ドライバーです。

ライコネンについて、特にすごいと思っているのは、フォーミュラ・ルノーというF1から3つ下のカテゴリーで衝撃的な成績を残し、そのご褒美として、F1、現在のBMWザウバーの前身であるザウバーからF1テストのオファーを受け、チームの創始者にして、当時の代表だったピーター・ザウバーが惚れ込んだ逸材でした。2001年にデビューしたのですが、その時はフォーミュラ・カーでの経験が少なすぎると、暫定的なスーパーライセンスしか発給されなかったものの、そのデビュー戦となったオーストラリアGPで、6位入賞という文句の付け所のない成績を残したF1ドライバーです。そして、その後、同郷フィンランドの先輩で、1998年1999年と2年連続でF1チャンピオンを獲得したミカ・ハッキネンから、自身の後継として、マクラーレンに移籍し、さらに2007年からはミハエル・シューマッハの公認され、フェラーリに移籍しました。シューマッハが2006年のイタリアGP優勝した上で、その後の共同記者会見上で引退を表明した後、後継者についてコメントをし、名前こそ出さなかったものの、その時2位でシューマッハのすぐ隣にいたライコネンに、熱心に話している姿を見て、明らかに自分自身の後継者として、ライコネンを意識していた事が良く分かりました。

ところで、大好きなF1、しかも世界最高と称されるモナコGPをしっかりと見ていた僕は、昨日いろいろとあって、ひどく落ち込んで、食欲もなく、とにかくひどい精神状態にあったものの、すっかりと元気を取り戻しました。やはりひどい「うつ」で、気分が滅入った時には、自分が好きな事をして、その原因となった事を忘れるぐらい熱中するのが、もっとも良い気分転換でしょう。その高揚した気分のまま、昨夜は眠らずに、ずっと起きています。本当は早く寝ようと思っていたものの、やはり気持ちも高揚していて、寝付けなかったのも事実ですが、それ以上に深夜遅くにメールチェックをして、FACEBOOKで10年前に、サンフランシスコで知り合った多種多様な友人たちを探したり、あるいは同じ専攻だった友人やクラスメイトを探し、そして日本人留学生団体のメンバーを探しているうちに、朝を迎え、そのまま起きつづけています。かなり眠いとはいえ、やはり好きな事をして、気分が高揚している為か、睡魔の甘い誘惑には、まだ負けていません。とりあえずこの記事をアップした後、昼寝として、少し寝ようと思っています。ただそのまま夕方まで、いや夜まで寝入ってしまいそうで、少し不安を感じています。

それにしても、やはりモナコGPの魅力は、何度語っても、興奮し、気分が高揚してきます。12年周期でなぜか雨が降り、大荒れになるジンクスといい、快晴の美しいコート・ダ・ジュールの一角にある小さな都市で繰り広げられるレースといい、本当にすばらしい魅力を感じさせてくれます。いつかモナコ、しかもGP開催時に、観戦しにいきたいものです。もっともGP開催時のモナコの物価は、かなり高騰し、経済的には大変ですが、それぐらい見に行きたいと思わせてくれるのです。そういった面も含めて、モナコGPは大変魅力のあるレースだと言えるのでしょう。

そして、そこに僕が行くのはもちろんですが、やはり僕と同じくF1が好きな両親を連れて、モナコGPを生で観戦したいと思っています。これだけ苦労をかけまくっている両親に、いつか必ず最高のプレゼントとして、モナコGPへ連れて行ってあげたい、と常に思っています。F1を知らない人や、理解しない人には分からない愚かな行為かもしれませんが、日本でF1のTV放送が始まって以来、ずっと見続けている僕ら家族には、とても楽しく、最高の気分になれるでしょう。モナコGPへ僕が両親を連れて、観戦に行くのは、本当に夢の一つですが、いつか必ず実現させたいと強く願っているのです。


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愛ネコ・フラン♀を僕が座りたいソファーから動かすベストな方法

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愛ネコ・フラン♀のリビングでのお気に入りの場所です。一人がけ用のソファーで、リビングでTVを見る時には、僕がいつも座る場所になっているのですが、ちょっとした事で僕がそのソファーを離れると、フランはすかさずお気に入りの場所であるそのソファーへ駆け寄って、パッとあたかも自分の物のような顔をして、座り込みます。

僕が戻ってきても、まったく知らない顔をして、この場所は絶対に譲らないという意志を表します。そういう時、僕はそっとフランの横に座ったり、あるいはフランを抱きかかえ、無理矢理どかしたりもしますが、フランの好きなようにさせておく事が多いです。

しかし、フランをこのソファーから降ろすベストの方法は、実はフランの大好きなおやつである煮干を、フランに見せるだけです。どこまでも食い意地がはっているのか、ソファーから離れた場所から煮干を見せてやると、嬉しそうな顔をして、近づいてきます。そして、このソファーから降りて、煮干を必死になって食べようとします。特に面白いのは、その煮干をフランが届くかどうか微妙な位置まで上げてやると、フランは後ろ足で二本足立ちをして、その煮干を追いかけてきます。煮干を口に挟むと、パッと下がり、そこで食べてから、また上を見て、煮干がないかどうか、しっかりと確認するのです。

またたまに煮干を高く上げすぎると、フランは前足で僕の手を押さえて、煮干を自分の方へ近づけて、口元へ持っていきます。それを何度も繰り返しているうちに、もはや二本足で立つ事はフランの得意芸の一つになってしまいました。それがとてもかわいらしくて、つい煮干をあげるときは、ちょっと意地悪したくなって、フランが届くかどうか微妙な所へ掲げて、フランをわざと立たせます。フランも一瞬イラッとした表情をするものの、そのゲームを楽しんでいるかのように、煮干を食べるようになっています。

それにしても、どうもフランは誰に似たのか、食い意地が張っているように思います。食欲旺盛なのは、元気な証拠であるものの、僕たちが夕食を食べたり、お菓子を食べていると、フランも一緒に食べたがって、近寄ってきます。そして、フランに色々と食べ物を差し出すと、一応匂いを確認して、食べられるかどうか確認し、食べられそうなものは一度口にして、味を確認して、味覚も良いと判断すると、それを食べます。しかし、そうでないものの場合、これはいらないから他のものをくれ、といった表情をして、さらに要求してきます。あるいは、プイッと興味が失せたかのように、どこかへ行ってしまうこともあるのですが、そういった場合、せっかく与えた物をまったく始末せずに、そのまま放っておくのが、フランの悪い癖だと思っています。


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