こんばんは。

 

トシムリンです。

 

多忙だったため、前回の記事から時間が経ってしまいました。

 

さて、前回の記事では日経平均の下落を予測したのは、「ドル円が反落→円安により恩恵を受けていた日経も反落」という連想につながったからだと述べました。

 

そして、私が今回、ドル円が反落すると予測した理由は以下の3つであると記載し、前回は①と③に関して詳しく解説しました。

 

①ファンドのポジション動向

②過去の過渡期のデータ

③逆相関であるゴールドが反発する可能性があった(既に上述済)

 

前回の記事はこちらから

日経平均2100円安 ~その前に見えていた予兆とは?~ | トシムリン投資研究所 (ameblo.jp)

 

今回は②について詳しく解説します。

 

こちらに関しては実は2月18日に投稿した以下の記事でも問題として画像を提示していました。

 

※「あながた」と記載していますが、「あなたが」の記載ミスです。

 

2月18日の記事はこちらから

 

 

 

上記は過去の過渡期のドル円のデータを比較しやすいように少し手を加えて並べたものです。

 

アメリカの去年の7月が最後の利上げだと仮定した場合、現在は最後の利上げから最初の利下げまでの過渡期にあります。

 

そこで過去の最初の利上げから最初の利下げまでのデータを集めて比較したものが上記となります。

 

こちらのデーターを2月18日に載せましたが、しっかりと見ている方は、これがドル円の動きを予測する上で一つの道しるべになる可能性があることに気づいたのではないでしょうか。

 

上記の画像は去年の12月25日前後の画像ですが、過去の過渡期のドル円の動きを見ると、ほとんどの動きは赤のラインを境に反発しているのがわかるかと思います。

 

その後、赤のラインでドル円は反発しました。

 

これまでの動きや、この反発のタイミングを見ても、今回もある程度、過去の過渡期の動きに沿った動きになっているのがわかります。

 

そのため、今後もこのデータの利用価値は十分にあるということです。

 

そして、上記の画像は私が日経が下落する可能性があると予測していたタイミングになります。

 

これを見ると、過去には一旦ドル円が調整をつけるか、横ばいになっていることがわかります。(2000年以外)

 

特に現在(赤)の動きは、この中でも水色の1974年型と濃い灰色の2006年型の動きにかなり近い動きとなっています。

 

もし、この2つと同じような動きになるのであれば、「ドル円も下落調整をつける、つまりは、これまでドル円と連動していた

日経も調整をつけるのではないか」という結論に至ったことが、日経の下落調整を予測した理由の一つになります。

 

これはドル円の動きに関してはかなり使える武器ですが、日経の動きを予測する上ではスパイス的なものであり、大まかな動きは天文学で予測しました。

 

このようにデータ分析は未来を予測する強力な武器になることも多々あります。

 

 

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