劇場版
ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦
2024年作品/日本/85分
監督 満仲勧
声の出演 村瀬歩、石川界人
2024年2月16日(金)、新宿ピカデリーのシアター1で、19時25分の回を観賞しました。
春の高校バレー宮城県代表決定戦、春高初戦と、強敵を次々と倒す中で進化を遂げた烏野高校は、春高2回戦で優勝候補・稲荷崎高校を下す。そして、遂に3回戦で、因縁のライバル校・音駒高校と対戦することとなる。幾度となく練習試合を重ねても、公式の舞台で兵刃を交えることが一度もなかった両雄烏野高校対音駒高校の通称“ゴミ捨て場の決戦”。約束の地で、「もう一回」が無い戦いがいよいよ始まる(以上、公式サイトからの引用)、という物語です。
全く観る予定が無かったのですが、下の娘が行けなくなったということで、入場者特典をもらうために私が代理で観賞してきました。初日ということで、凄い人でしたが、写真のように無事にミッションを果たしました。これコミックなんです。また、これ以外にもグッズの購入をお願いされていたのですが、ほぼ売り切れてました。
《短い感想です》
昔、三無主義というのがありました。〝無気力・無感動・無関心〟を指すのですが、そんな感じだけどバレーだけは天才的にうまい音駒高校の孤爪研磨に、主人公、烏野高校の日向翔陽という身長164センチの小さな巨人が影響を与えていき、敵同士ながら友情と絆を強めていくというのがドラマの骨格です。
こちらはテレビアニメの再編集ではなく、劇場用の完全新作とのこと。それでファンのみなさんの期待値も高く、熱気に溢れてるわけですね。でもお話自体はコミックの中の一部分を抜粋したものでみんな知っているもの。「ハイキュー!!」はコロナ禍に全巻読破しましたので、この話はついていけました。
そうでなければ、コミックだと流れ(時系列)で語られてるものを、バラバラにして行き来させてるのと、十分に説明されてるわけではないので、分かりにくいのではないですかね。大勢のキャラクターが出てきますし。でも初見の人でもなんとかギリギリ分かるようには作られているのではないかと思います。
オススメ度は厳しいですが、ファンの方向けのお祭り映画で、しかも絵も綺麗なので(クライマックスの主観描写は見もの)、好きな方にはたまらないと思いますよ!
トシのオススメ度: 2
この項、終わり。