ボランティア活動の落とし穴?!本来の目的に立ち返ることは大切 | アフターコロナを生き抜く!これから起こる変化について発信するブログ

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コロナ後は価値観の変容が起きます。新しい時代に向けた準備をはじめましょう。テーマは環境保護、自然農、瞑想、健康食品など、興味があればコメントください!

こんにちわ。
本日は給食費無償化について
ブログを書かせていただきます。

参考:2024/4/23上毛新聞  
「給食費高崎市が無償化 来年度から 第1子は10%軽減」









「高崎市は22日、市立小中学校の給食費を、
2025年度から一部無償化すると発表した。
年間約9億7000万円と試算する事業費は、
全て市費で賄う。
県内では各自治体が無償化や一部助成を行っており、
高崎市の導入で県内全35市町村が子どもの給食費を
支援することになった。」










先日、懇意にしている民間団体が
研修会を開催し、わたしにも参加要請があり
高崎市まで行ってきました。










その研修会でこの給食無償化が議論になりました。









だされた意見は
最近は無償でサービスを
受ける側に感謝の気持ち
が薄れ、無料でもらうことが
当然のようになってしまった
ように感じる。









こうした人々が今後
増えていくようなら
無償化で食事などを
提供することを
見直していくべきでは
ないのだろうか。
といった意見がでて、








それに賛成するような
意見も続けて出され
無償化は問題もあるという
議論の方向なっていって
しまいました。









そのとき、
研修会に参加していた
大学生から意見が出されました。








その意見は
サービスを受ける側に
感謝の気持ちが無くなった
からといって無償化自体を
やめるべきではない、
といったものでした。










無償化の目的は
高崎市という自治体の
子育て支援。









子育て支援の充実で
住民を増加させたい
というもの。








感謝を集めることが
目的ではないのです。








だからサービスを受ける側の
感謝が少なくなったことを
理由に事業をやめてしまうのは
論理的におかしい。








もし感謝が足りないことが
問題だと思うなら
この無償化事業とは別に
感謝教育などを行い
感謝が集まるようにすべきです。






、と言っていました。







とても素晴らしい意見だと思いました。





問題点の切り分けが

しっかりできているので

本質を見誤っていません。






でも、他の出席者からは
あまり賛同を得られず、
この大学生の意見は
一つの意見として
スルーされてしまったような
感じでした。







そこが非常に残念でした。








今回の大学生の意見は
ボランティア活動を行う
人の心構えとしては
大切だと思いました。








例えば、子ども食堂であれば
親の事情で子どもが満足に
食事ができない、だから
子どもに食事を提供することで
それを解決する。









これが目的です。










ところが親や子どもが
それを当たり前ととらえて
感謝を忘れてしまっていて
それに対して子ども食堂の
運営スタッフが失望して
モチベーションを失くし
最悪、子ども食堂をやめてしまうことになる・・。
これではいけないわけです。












気づきを与えてくれた
大学生の意見にはとても
感謝をしています。














本日は ボランティア活動の落とし穴?!本来の目的に立ち返ることは大切
ということでブログをお届けしました。

ではまた。