その実績を創る過程の中で一体何を得たのか? | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。

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ビジネスにおける「直感」や「思いつき」というのは、とても大切だとは思

っています。

しかしながら、他人に説明したり、何らかの共感や協力を仰ぎたい時は、

いくら直感でも、「直感に付随する根拠」までの説明は必要でしょう。


私の経験則でいえば、人が一番最初に納得するのは、その人の実績なのでは

ないかと思います。


次に、同じ実績でも、体験や経験から培った、その人の中にあるものは、何

なのか?ということが、とても大切なのではないかと思います。



誰もが認めるような何かで一番をとった、誰もが難関だと認める何かを突破した、

高校野球に代表されるような何かで優勝した、ビジネス界では株式上場したり、

赤字経営を黒字転換した、一つの業界で長い期間トップである、等々・・、

そういうのが実績です。


ただ、次に、「それは、あなたにとって、どんな意味があったのですか?」

と誰かに聞かれた時の答えで、その人の中身は問われるような気がしています。


これこれこういう実績があると言える人でも、「薄っぺらいな。」と言われる

こともあるし、一般で言う負けや挫折をした人の話で心打たれることもあっ

たりします。


人というのは、本当はそこを観て、観た人のそれぞれの尺度や価値観で、一緒に

仕事をするかどうか?、ずっとお付き合いしていくかどうか?、認めるかどうか?、

などを判断しているような気がしているのです。


人の心が動く時とでもいうのでしょうか・・・。


そう考えると、何か任意の目標を達成して実績を創ることはもちろん大切ですが、

それがもしダメだったとしても、その体験・経験から、自分は一体何に気付

いたり、謙虚になれたり、感情や価値観を得たり、人の気持ちや思いを知っ

たのか?、一言で強引にまとめると、「人から人間」になっていったのか?

ということの方が、最も大切で重要になるような気がしてならないのです。


結果主義が良い・悪いとか、プロセスの方が大事かどうか、その議論自体、

私はあまり興味がないので、そこを言っているのではないのですが・・・・。


実績というのは、事実でもあるし客観性があって分かりやすいので必要です。

しかし、本当に人が人を観るのは、その過程の中で何を得たのか?自分のもの

にしていったのか?で判断する。

と過程すると、一回の成功や達成、一回の失敗や未達のそのものより、そこ

から、どんな自分を得たのかをしっかり考えておくことで、未来が開けていく

ヒントが見えてくる気がするのです。



てなことを考えながらの今年のお盆です。



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