短期で利益を出す方法は6つしかない④ | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。

風邪をひいてズルズル長引いているので、これはもうちゃんと治すしかないと


いうことで、一日中家にいます。


一日ってこんなに長くてゆったり時間が過ぎていくもんなんですね(笑)。


これはこれで新鮮で楽しいです。





「短期で利益を出す方法は6つしかない」の4回目です。


①はこちらから

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http://ameblo.jp/tosboistudio/entry-11752037605.html


②はこちらから

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③はこちらから

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最初に書いた通り、


「利益」が出る公式を単純化してみると、


「利益=粗利額-経費」です。


よって、利益を上げるには


A・粗利額を上げる


B・経費を下げる


この二つ以外にはありません。




Bの「経費を下げる」には、下記の二つの方法しかありません。


B-①・コストそのもの(人件費や販管費)を下げる


B-②・必要時間を減らす



今日は、「必要時間を減らす」の項目について書きたいと思います。



まず、自分も含めて、メンバー全員の「時給」を算出してみます。


アルバイトさん達は800円とか850円とか、そのままで分かりやすい。


社員さん達は、給与にプラスして、社会保険や厚生年金・雇用保険等も足してトータル金額


にします。要するに、人を一人雇った際に会社にかかる費用で考えます。



労働時間は、一日8時間・月の労働日数を22日と仮定してみます。


考え方だけですので、厳密でなくて大体で結構です。



ここでは分かりやすいように、それぞれの時給を、


アルバイト1000円、社員3000円、社長・経営幹部5000円としてみます。


中小企業の経営幹部や社長さんは「こんなにないぞ。」と思うかもしれませんが、


実際に計算してみると、驚くことに、案外これくらいはかかっていたりするのです。



例えば、アルバイトが袋詰めの作業をしているとします。


この人は、いつもやっているので一時間に100個作れるスキルがあります。


一つ作る当たり、10円の人件費がかかっています。



ある日、3000個の注文が入って、とても忙しいので、急遽、社員と社長が、自分の仕事より


優先だということで、助けに入ったとします。


仮に、アルバイトと同じスピードで袋詰めができたとしても、


一つ作る当たりの人件費は、アルバイト10円・社員30円・社長50円となります。


社員・社長は、生産コストが、単純に3倍と5倍に跳ね上がるということになります。



ならまだしも、いつも同じ作業をして慣れているアルバイトよりも、社員・社長の方が


こと袋詰めのスキルは低いですから、一時間に500個、アルバイトの半分しか作れな


かったとします。


仮にそうすると、一つ当たりの生産コストは、アルバイト10円・社員60円・社長100円


になる計算になります。



それならば、時給2000円出してでも、緊急でアルバイトを誰かに頼んだ方が


生産コストが安くなる計算になります。


ちなわち、社員は社員のコストに見合う仕事をやって、社長は社長のコストに見合うだけの


仕事をし、アルバイトの仕事の緊急には、緊急の手を打った方が、理論上はそちらの方が、


利益が出るということになりますね。





「必要時間を減らす」というのは、この判断をする「考え方」のことを言います。




やっぱり、長くなりそうなので、次に続けるとします(苦笑)。




             さて、誰が一番生産性のない人なんでしょう(笑)。


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             買取王国・坪井副社長の販促実験日記「それって誰が嬉しいの?」